こんにちは。
感情教育セラピストの尾崎ゆきです。
今回のテーマは、
「娘が父親を嫌いになってしまうのは、
本当は父親にわかって欲しかったから」
ということについて、お話していきます。
娘が嫌いになりやすい父親の特徴
娘が父親を嫌いになる時、そこには日々の積み重ねがあります。
例えば…
- 自分勝手
- 威圧的
- 支配的
- 思い通りにいかないと怒る
- 人を馬鹿にする
- 家族を大切に扱わない
- 外ではいい顔をする
- 口だけは達者
- 家で何もしない
- 偉そうな態度で威張っている
こうした父親の姿を見ながら、娘は少しずつ傷ついていきます。
娘は「母への態度」も見ている
そして実は、娘が強く影響を受けるのは
“父親の母親への態度”です。
例えば…
- 母を使用人のように扱う
- 母を見下す
- 母を馬鹿にする
- 母を無視する
- 母を傷つける
- 母を怒鳴る
そんな姿を見ていると、娘は無意識にこう感じます。
「お母さんを大切にしない = 私を大切にしていない」
母親は、自分と繋がっている存在だからです。
だから娘にとっては、
母親が傷つくことは、自分が傷つくことでもあるのです。
「外ではいい人」の父親に、娘はさらに傷つく
更に娘の心を苦しくさせるのが、
“家族には冷たいのに、外ではいい人”
という父親の姿です。
家族には威圧的だったり、無関心だったりするのに、
外では愛想がよく、
他人には優しくしたり、
頼まれごとを引き受けたり、
気を遣ったりしている。
そんな父親の姿を見るたびに、
娘と母親の中には、
「私たちには、欲しかったものをくれなかった」
という悲しみが積み重なっていきます。
本当は、
- 優しくして欲しかった
- 大切に扱って欲しかった
- 気にかけて欲しかった
- 愛情を向けて欲しかった
その想いが満たされないまま、
怒り、悲しみ、寂しさとなって、
娘の心の中に強い感情として残っていくのです。
母親の感情を、自分の感情のように感じる娘
母親が父親のことで悩み、苦しみ、落ち込んでいる姿を見ると、
娘は何とも言えない苦しさを抱えるようになります。
時には、
「もう離婚したら?」
と言ったり、
「お母さんが我慢するから、お父さんがああなるんだよ」
と言うこともあります。
娘自身は直接ひどいことをされていなくても、
母親の話を聞き続けることで、
“まるで自分がされたかのような感覚”
になっていくことがあります。
そして、
「お母さんを苦しめる人は悪い人」
という思い込みが強くなり、
父親への嫌悪感がどんどん膨らんでいくのです。
本当は、嫌いになりたかったわけじゃない
でも実は――
娘は最初から父親を嫌いだったわけではありません。
本当は、
- わかって欲しかった
- もっとそばにいて欲しかった
- 優しくして欲しかった
- 大切にして欲しかった
そんな想いがあったのです。
だけど、その欲しかったものがもらえなかった。
その寂しさや悲しさが、
怒りとなって心に積み重なっていった。
そして、
「嫌い」
という感情に変わっていったのです。
母親もまた、満たされなかった人
実は母親自身も、
父親から欲しかったものをもらえず、
不満や悲しみを抱えていたのかもしれません。
私たちは、
「思い通りにならない時」
怒りを感じます。
そしてその怒りを、
- 溜め込むのか
- 感じ切って溶かしていくのか
ここがとても大切になります。
「嫌い」は悪い感情ではない
「嫌い」と感じることは悪いことではありません。
それは、
“自分の心からの大切なメッセージ”
だからです。
嫌いを無理に消そうとしたり、
蓋をしたりするのではなく、
一度ちゃんと感じてみる。
すると不思議と、
「好き!」に変わるわけではなくても、
強い怒りや嫌悪感のエネルギーは、
少しずつフラットになっていきます。
そしてその過程が、
- 自分自身の心の成長
- 人間関係の変化
- パートナーシップの改善
へと繋がっていくのです。
最後に
父親が嫌い。
その感情の奥には、
「本当は愛されたかった」
「わかって欲しかった」
そんな幼い頃の想いが隠れていることがあります。
だからこそ、
感情を否定するのではなく、
まずは
“自分の本当の気持ちを知ってあげること”
そこから心の癒しは始まっていくのだと思います。