と言われる事がよくあります。
中にはツェルニーで教えて、とか、モーツァルトで教えてとか
指定されてくる事も多いです。
確かにこれらの曲は特に欠点が出ますよね。
余分な力は音楽を壊しますし、弾きにくいです。
で、「一度レッスン受けたらすぐ楽に弾ける様になる!」
申し訳ないですが、そんなにムシのいい楽な話は世の中ありません。
そんな事を宣伝している方に習う事はおすすめしません。、
脱力というのは、コツがあってすぐ出来る事ではありません。
余分な力が入る原因に、肝心の所の筋力や柔軟性の不足、神経回路の未形成という問題があります。
子供の頃から相当弾いた方は、筋力、神経回路は一応出来てます。
ただそれまでの弾き癖で、違う筋肉や神経回路が発達している事もあります。
そうなると修正には、それなり時間がかかります。
つまり、1度や2度のレッスンでは、問題提議しかできません。
今後何に気をつけて練習すべきか、それに気づいて頂けたらと思います。
ここで1つの例です。
プレ・インヴェンションより、テレマンのスケルツォです。
問題は2段目の最初の右手16分音符、リピートの前
指が動かないとこぼしてました。
動きにくい3.4指を使うので弾きにくいです。
で、指が動かないと少しイライラされ、無理やり弾こうとします。
ここで肩、肘、手首が突っ張ってしまい、指は余計動かなくなります。
物事、力任せでは解決はいけませんネ(*^^*)
落ち着いて頂き、まず考えて頂きます。
このリズムを勢いで一気に弾こうとする事がそもそも間違いです。
音符が全部つながっていませんよね。
せぇ~の、
(勝負一発!)、ミ~レミファミレミドレミファ
・・・・これ間違いです
心臓にも悪いですよね(笑)
4分の3拍子で1拍ずつに、分けて書かれてます。
①ミ~レミ、②ファミレミ、③ドレミファ
落ち着いて1拍ずつ、ゆっくり丁寧に弾いてもらいます。
中には気難しい方もいて・・・
「ゆっくりなら弾けます
速いから弾けないんだってば
」
急がば回れと申します。
速く弾けないところは、ゆっくりでも弾けてませんってば(笑)
ゆっくり頭を整理して正しい弾き方をします。
すると余裕が生まれ、ぎこちなくても少しずつ弾けてきます。
ぎこちなさをとる為に、少しゆっくり指先と対話して弾いてもらいます。
これが大事で、この対話で神経回路が出来てくるのです。
「次は3あなたよ、次は4あなた、落ち着いてきれいな音で」
ほんのすこしの反復練習で、随分滑らかに弾ける様になります。
もちろんご本人はまだまだ弾きにくいはずです。
けれどこうして、少しずつ指先への神経回路を作ります。
そうすると指が少しずつ思い通りに動く様になります。
少しずつですよ。
それを反復する事で、動かす筋肉も出来てきます。
少しずつ勢いに任せず、少しずつ楽に弾ける様になります。
余分な力も抜けてきます。
大事なのは、何度も言いますが、
丁寧に美しい音で弾く努力をする事です。
多くの間違いは、違う弾き方でやたらに練習する事にあります。
違う手の使い方で、違う筋肉や神経を育てるのはナンセンスです。
弾きにくい所は、ゆっくり丁寧に、美しく弾く様に練習して下さい。
それを期間をかけて反復していくと、すると自然に楽な弾き方を体が覚えます。
やがて思い通りの打鍵ができる様になるのです。
弾きにくい原因は打鍵にある事が多いです。
それは少し先のお話
とはいえ、それでは気が長い話ですね。
すでに余分な力に悩まされている方に・・・
肩が上がったり、肘が広がったり、息が詰まってないか。
指先が前を向いていないか
肘を支点に、手をやたら上下に動かしていないか
これらは余分な力が入っている時に多い症状です。
これ、見ていると襲いかかるみたいで怖いですネ
(笑)気づいたら落ち着いて、リラックスしてみましょう。
それを気をつけて繰り返すだけでも、違ってきます(*^^*)
少しずつ、出来ることから気をつけてみて下さい。
音には愛情を込めて、音楽は愛ですから(*^^*)
