ピアノ・・・技術と音楽性は一緒です | 八王子高尾 ピアノ教師 の日記

八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
皆様と音楽やピアノについて、交流ができれば幸いです。ピアノについてのご質問等も是非お寄せ下さい。
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更新さぼってすみません。
23日のコンサートは無事終了致しました。
手応えもあり、幸せに弾かせて頂きました。

只課題も残るので、もう少しラフマニノフと一緒にいたいと思います。
「楽興の時」何と素敵な作品でしょう(*^_^*)

もうしばらく、弾き続けていこうと思います

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来年早々、生徒さん達とフォルテピアノ、プレイエル試弾会を開催致します。

生徒さん達、私がさぼっていたら、各自フォルテピアノの歴史やら、書籍を読んだり自主的に勉強してくれてます。

「先生、英国式突き上げハンマーって?」

「ウィーン式は、ハプスブルク支配下で広まったのですか?」

と、突然質問が飛んできて、あせります。



皆さんが、自主的に楽しんで学んでくれて、何だかワクワクします。

生涯学習として、知識を得たり練習する事を楽しんでくれます。


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今日の大人の生徒さんのハノンのスケール39番は、変イ長調、As-Dur

♭が4つ。

ショパンの曲も、変イ長調、As-Dur、多いです。

折角、ショパンの時代の調律にしてあるのです。

今日は、As-Durを味わって、そう、ショパンをイメージして弾いてみましょうか?

これが、ハ長調、C-Dur、なら、モーツァルト風に、良いですね。

でもモーツァルト作品は、ほぼ調号3つまでなので、変イ長調、As-Dur では違和感ありますから。


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ゆっくり、なるべく鍵盤の近くから、そっと優しく弾きます。

指は少し寝かせて、なるべく水平に鍵盤をそっと押すと優しい音になります。

特に親指の前の音を弾くとき、ふわりと力を逃がし、親指はそっと大事に弾きます。



「もっと大事に、もっと優雅に美しく弾ける!・・・・」

時には

「もっと軽やかに羽の様に弾ける!・・・・」


と私、これだけ言ってれば、勝手に正しい弾き方になってきます。


最後のカデンツでは、何とオクターブ親指滑らせ奏法まで、自分で会得されました。

ショパンを弾くのに必須のテクニック。

ペダルに頼らず、オクタ-ブや和音を、手でレガートに大事につなぎます。



ここまで来るのに、2年かかりました。

最初は手首バタバタ、指は第二関節からパカパカ。

親指ドスン!の直後に、ひじ鉄攻撃!

当然音階もガタガタ

本当、コツコツ努力され、今では美しい音階を弾いて下さいます。


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このハノンの39番、全ての調、メトロノームで、はい、「もっと速く弾いて」

そればかりだと、調性に対する感性が磨かれません。

最後のカデンツァで、響きに対する感性を育てる事もできません。



平坦、天真爛漫、明朗、クリア・・・・・そんな雰囲気のハ長調

柔らかい、温かい、優美、やや陰のある・・・・・そんな雰囲気の変イ長調


もちろん感じ方、表現する言葉は、その人その人で違うでしょう。

でも、何も感じずに全ての調の音階を弾くのは不自然です。


響き、調性に対する感覚も同時に磨いて欲しいのです。




私は技術はないけど音楽性はあると思う・・・・と仰る方、時々いらっしゃいます。

おそらく、私は指が速く回らないし跳躍も苦手、という事だと思います。

けれど、技術と音楽性は別の物ではありません。



一緒に呼吸し、歌う事ができれば、相応しい身体の使い方になり、弾けるのです。

もちろん練習は必要ですが、練習すれば「弾ける」という気持ちになれます。

そういう練習は楽しいはずです。



13日の教室発表会で黙って聴いていて、ちょっと嬉しくなりました。

子供達も大人の生徒さんも全員!聴いていて幸せな気持ちにさせてくれました。

もちろん、親ばかもあり、暗譜落ちなどの想定外もありました。

でも、今の自分に出来る限り、美しく弾こう!という気持ちが伝わります。


きっとこの楽器が一番の先生なのでしょうね(*^_^*)



来年早々、一緒にショパンの世界を、覗きに行ってみましょう。

ショパンのイメージしていた世界、平均律の現代ピアノでは決して知る事ができません。


ショパンの舟歌は、嬰へ長調、

エチュード エオリアンハープ、変イ長調、

なぜ、その調なのか、きっと納得できるはずです。

そしてその響きのあまりの美しさに、きっと驚くと思います。



それを少しでも体験したとき、その後の弾き方は必ず変わります。

というか、強いショックを受け、必ず変わる。

そういう感性を一緒に育ててきたのです。

ハノンを只、テンポを上げて弾くだけでは、それを感じる感性が育たないのです。



未知の世界の入口まで、ご案内致します。

幸せに音楽を一緒に続けましょうね。

音楽は、愛ですから(*^_^*)