ハイドンのソナタ 第1楽章、2分の2拍子。
テンポはアレグロ。
弾き始める前に仰ってました。
「事前に申告しますが!」
「何々?」
「左手が3連の連続になる所、うまく弾けません」
ともあれ、通して弾いて頂く事に・・・。
ここの左手は、3連特有の回る様に、コロコロと軽快に・・・
ああ~~ネバネバ重い~(気持ち悪い)

ついていけなくて停まってしまいました。
ご自分が弾けるテンポより、最初が速すぎたのですね。
よくある事故です(笑)
ある程度の速さは実質必要ではあります。
でもアレグロは、颯爽と気持ちよく、というニュアンスです。
メトロノームの速さを示す言葉ではありません。
少し遅くても、そのニュアンスを出す様にしましょう。
最初から通して弾く練習を重ねていると、よく起こる事故です。
何となく弾き続けると、全体を把握する習慣がつきません。
通して弾く時、そこを考慮しテンポを決める必要があります。
常々、言ってますね。
「何となくふらりと弾かないで下さいね」
「何となくふらりと弾かないで下さいね」
最初の小節は4連16分音符・・・タタタタ
次の小節3連・・・タ タ タ、
次を8分音符の2連・・・タ タ、
そして4分音符で停まる・・・タン
この様に1小節ごとに目まぐるしく変わる時は、ピシッと変えましょう。
何弾いてるのかわからなくなります。
4分音符1つを、4等分(4連)、3等分(3連)、2等分(2連)
問題は一番最初の音の長さ
4分音符の、4分の1か、3分の1か、2分の1か、
それを適当に弾いたら、リズムが成立しませんね。
2番目の音をいつ弾くか、きちんと管理せねばなりません。
リズムを自分の意志で管理し、決めて弾く、習慣をつけて頂きたいのです。
自分の意志で、きちんとコントロールする必要があるのです。
2連や4連の様に、2で割れる連符は、すっきり割り切れる感覚です。
最初の4連は軽やかにすっきり・・・
タタタタ、タタタタ
次の3連は、割り切れずゆれる様に、4連より粘る感じで・・・
タァタァタァ、タァタァタァ
次の2連は、少し落ち着いた、でもすっきり割り切れる感覚で・・・
タ、タ、 タ、タ、
最後の4分音符・・・
ここで初めて、タン、と停める
ここで初めて、タン、と停める
正しく4連、3連、2連・・・勿論それが基本です。
それだけでは、足りません。
それを守った上で、このリズムから、このニュアンスを読み取る事が大切です。
そして、自分の意志で、それを表現しようとする事が大切です。
「頑張ってきれいに弾きました!」
「上手ですね。」
ご自分が選んで弾くからには、もう一歩進みましょう!
「この曲、ほんとに弾いてて楽しいんです!」
「うわ~、なんて楽しいの?!もっと聴かせて!」
その為の第1歩
よく考えて自分で決めて弾く習慣をつけましょう。
2つ目の音を安易に弾かない様にしましょう。
そしてこの方は、2連と3連の基礎を復讐して頂いてます。
それは確かにつまらない練習です。
でも、大きな目標の為に、頑張って下さるそうです。
大変難しく、高い目標です。
でも出来る事から1つずつ、きっと1年後には大きく変わります。
楽しみです(*^_^*)