同じ生徒さんに対し、時期により違う弾き方で練習して頂く事があります。
よくある例では、手首が下がってしまいます。
指先が上を向き、打鍵の度それを下向きに直します。
その時指は第二関節を支点に動いてしまいます。
これではすぐ行き詰まります。
大人のレッスンの場合
まず手首を手の甲の高さに持ち上げる!
手の形を丸くし指先を下に向けます。
とは言えすぐ下がってしまいます。
そこで指を付け根から高く上げる様に言うと、少しずつなおります。
手の形、指の付け根を支点とする動かし方を覚えて頂くのが目的です。
実際には指を高く上げて弾く事はあまりありません。
なおってきたら、指を上げず鍵盤の側から弾く様に言います。
同じ生徒さんに対し、時期により違う事を言う訳です。
子供のレッスンの場合
子供達は最初、まず4指、5指が寝て、手首も下がっています。
でも子供達は4指5指の筋力に無理がある場合もあります。
指を高く上げる、はありません。黙ってそっと手首を支えます。
少しずつそのサポートを減らします。
並行して、「先生のマネしてみよう!」も効果あります。
「お椀を伏せた形で弾くと楽でしょう?」
「エコだ~」・・・面白い発想ですね!(^^)!
最も解りやすい例でも、こんな風にアプローチが違います。
手首を下げない・・・最初は些細に思えますが大事なのですね。
そこで問題は大人のレッスンの場合。
最近は、「毎週来れません。」という方も多いです。
その方のペースで構いません。
継続的に来て下されば、その方に最良の方法を常に考える事ができます。
目的も好きな曲もご経験も様々です。
様々な方法の中から一番良いレッスンが出来ればと思います。
特定の先生を持たず、色々な方のレッスンを受けるという書込みも見ます。
色々な意見がきけて良いという事です。
こういう受講の仕方は、技術的基礎が完成していないと難しいです。
長い期間を要しても身につけて欲しい事が指導できません。
そしてそれが一番大切な、その方に欠けている事でもあるのです。
私はその点を遠慮無く指摘しますが、言わない先生が多いです。
根本的な問題に気づかないままになってしまいます。
又先生よっても、アプローチの方法が違います。
複数の先生につく事により矛盾が出た時、混乱します。
「この先生いいかも!」と思ったら、何年か継続的に通う事をお勧めします。
先生の演奏を聴ける機会があれば、その演奏が一番正直です。
演奏活動等を引退された先生もいらっしゃいます。
お話を伺って惹かれる事があれば、継続して通ってみて下さい。
1回だけのレッスンでは即効性のある事が評価されます。
けれど一番大切な事は、「些細な事」なのです。
それを何年か積み上げた時、大きな差が出てきます。
疑問や心配な事は必ず相談して下さい。
「些細な事」を何度も言う場合、必ず理由があります。
「私がそう習ったからです」
それだけが答えなら、その先生はお勧めしません。
安心して練習を続けて頂ける様、理由をきちんとお答えします(*^_^*)
今日から新年のレッスンが始まります。
皆さんそれぞれの「些細な事」、年末には大きな実りになります。
楽しみですね。(*^_^*)