音階の練習をされた方は多いと思います。
具体的技術の他にも、指使い等、学ぶ事も多いので必要な基礎練習です。
けれど、ここで指の体操のみになってしまう事が多いのです。
音階はお隣の音を順番に弾きます。滑らかですね。
ころころ転がる様に軽やかに弾くのもいい、滑らかに静かに弾いてもいい、
音楽に正解はありません。
(どちらでも弾ける様に練習すると良いですね。)
1本の線があり、そこを転がるなり滑るなりする弾き方になります。
1本の線を転がる、滑る、なぞる、というイメージです。
親指だけが鍵盤の手前を弾き、他の指が鍵盤の奥を弾く
(鍵盤に平に手をおいたまま弾く)
よく見かけますが、これは不自然です。
1本の線をなぞる気持ちが必要です。
指も全部鍵盤上の一線の上を移動したくなるはずです。
そうすれば親指は浅く使い、軽く触るだけになります。
手は基本通り、お椀を伏せた形になるはずです。
親指と他の指が、別の位置を弾くと、バタバタというイメージに繋がりやすいです。
親指になると、違う位置にいる・・・
イメージが違いますよね。
これが音楽の間違いです。
正解はなくても間違いはあります。
そして特に長調の音階は、安心感が大切です。
調性がはっきりしていると、落ち着き感があります。
(短調の音階は一概には言えません)
安定した気持ちで、線の上をなぞる様に弾く・・・
これが長調の音階の基本です。
音階の基礎練習から、そのイメージを離してはいけません。
曲の中で下降の音階があるとします。
「ボールが転がる様に弾きましょう」・・・
これは以上の様な音階の基本イメージを理解した上で、自由に用いるイメージです。
転がるのはボールでも、小銭でも良いのです。
その光景は曲に応じて変わり、弾く人のイメージで良いのです。
音楽には間違いはあっても正解はありません。
基本のイメージをきちんと理解する事が一番大切です。
長調の音階は安定した気持ちで、1本の線の上を、転がす、なぞる、滑る・・・
思い浮かべる光景は、その応用です。
そして基礎練習を基本のイメージと離さない事が大切です。
基本の音楽のイメージさえ正しければ、それだけで良いのです。
具体的な光景が思い浮かばなくても、音楽的な演奏はできるのです。
「ここでどんな光景を思い浮かべますか?」
「そう言われても・・・・」
こういう方でも、音楽的な演奏はできるのです。
むしろ、こういう方の方が音楽的な演奏をされる事もよくあります。
もちろん、光景をイメージして楽しむのも良い事です。
イメージがある方はご自由にどうぞ(*^_^*)
「丘の下の愛しい人の元に転がる様に一気に走る」??
・・・妄想??でもいいですよ(笑)
さて、ハノン39番の音階もそんな事を考えてみましょう。
基本をきちんと確認してやります。
マスターできたら希望者は次に進みます?
誇大妄想の音階練習、
楽しいですね~~~(*^_^*)