発表会等で演奏するのではなければ、生徒さんに暗譜を強要しておりません。
横で見ていれば、暗譜できているか否か大体わかります。
ほとんど出来ていませんが、そのまま先に進める事が多いです。
練習時間も限られている生徒さん達です。
うろ覚えで間違って弾く方が問題です。
音符の正確な長さ、スラー、強弱記号等々・・・
正確に覚えるには、意識しながら数多く弾くしかありません。
それを数こなして練習する事で、自然に暗譜はできます。
暗譜するまで練習出来ない以上、暗譜を目指しても仕方ないと思うのです。
丁寧に譜読みし、細かい指示まで意識して練習を重ねる。
暗譜できているか確認する為とはいえ、楽譜なしで通して1度でも間違う方が怖いのです。
無理矢理楽譜を見ずに通して、
暗譜で通ったぞ~~

おそらく正確な暗譜とはほど遠いでしょう。
無意味な無理で、無茶です。
1度間違えたら、何回も正しく弾かなくてはならなくなります。
間違えた原因を考えながら、脳を修正する必要があります。
暗譜する事、そのものを目指すのは無意味です。
細かい指示まで全部きちんと確認しながら、正解を数多く弾く事が大切です。
間違って弾いたら弾いた数だけ、しみついてしまいます。
つまり練習の時、きちんと意識して弾く事が大切なのです。
無意識に何となく弾くのは、絶対にいけません。
音符を拾うだけの暗譜では意味がないのです。
本来、どう弾くのか、細かい事まで全部、しみつくまで弾く必要があるのです。
うろ覚えで弾くより、楽譜を確認しつつ弾けば良いのです。
発表会等の本番は、原則暗譜です。
聴いて頂くレベルに仕上げなければなりません。
何故そう弾くのか、きちんと考え、つき詰めて練習する必要があるからです。
とはいえ、練習時間の確保が大変な趣味の方は、無理する必要はありません。
不安なら楽譜を視て弾けば良いのです。
暗譜そのものが目的ではありません。
細かい指示まできちんと譜読みし、どう弾くか考え、それを弾きこむ事。
その結果として、暗譜出来る様になるのです。
楽譜を視覚的に覚えるとか、そういう問題ではありません。
きちんと音楽を考え、正しく数多く弾く事が大切です。
そこまで出来ないのなら、無理して暗譜する必要はありません。
そう、巨匠リヒテルも、コンサートで譜読みしながら弾いてました。
何事も無理はいけませんネ(*^_^*)。コツコツやりましょう。
只、数少ないですが、楽譜依存という悪癖を持っている方がいます。
それは早急に正す必要があります。
特殊なので、別の機会に書く事に致しましょう。