ピアノの基本・・・指は動かして練習するの? | 八王子高尾 ピアノ教師 の日記

八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
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先生が変わって、教わる事が全然違うので混乱する。という方も多いです


例えば、手をお椀の様な形にしましょう。と習った方も多いと思います。
すると各指を少し立てる形になります。べちょっと寝かせれば、お椀ではなく平になります。


お椀の形は、各指を支える筋力が必要となります。特に小指を支える筋肉ができます。


親指、人差し指、中指は、普段の生活でよく使われます。(物を握ったりつまんだり)
しかし薬指、小指はほとんど使われません。支える筋力も弱く、動かす神経回路も少ないのです。


お椀の様な形にして、指をよく動かすのは大変なのです。
この練習法は必要な筋肉と神経を作る為には効率が良いのです。

 

例えばハノンを練習するときに、指をしっかり動かしてしっかり弾く。
・・・これは、指を独立させる神経と筋肉を鍛えているのです。

(但しこの時に、手首の脱力をきちんと並行して教えていかないと、後が大変なのです)


実際にショパンを弾く時には、指の動きは少なく、寝かせて弾く事が多いのです。
一部の曲を除いて、それほど強い手は必要ないのです。
撫でる様な手の使い方を覚える必要がある訳です。

 

モーツァルトの弾き方は又全然違います。
強い手は必要ないけれど、独立して良く動く指、鋭い指先の神経が必要です。
腕を肩からぶら下げる様な感覚で、強い体幹と肩や肘の持久力が必要です。
小指の筋肉がないと弾けません。


曲、時代によって奏法が異なり、それを習得する必要があります。
只、色々な作品を弾くには、独立した強い指があった方が選択肢が拡がりますね^^


先生を変わって、それまで指を動かす様に教わったのに、動かすなと言われる方もいらっしゃると思います。
既に指を支え動かす筋肉と神経が出来ているので、その使い方と手首の脱力を教えているのです。


鍛える事と、奏法の習得は目的が違うので、練習方法が違ってくるのです。
ややこしいですよね^^