大きな誤解をしていらっしゃる方が多い様です。
テクニック、音楽性、良い演奏について。
最初に結論です。
正しい基礎の上になされる良い演奏とは・・・
友人が簡潔に見事にまとめてくれました。
大前提として、きちんと楽譜が読めている事
その上で
メロディー、フレーズがきちんと丁寧に歌われている事
拍子を正しく感じ、リズムが正しく生き生きとしている事
和声を味わい、響きの移ろいや色合いを感じている事
なのです。
どんなに達者に速く弾けても、これらがなければダメなのです。
まず、楽譜通りに弾けない人が圧倒的に多い。
「私には音楽性がない、楽譜通りにしか弾けない」
という相談をよく受けます。
はっきり言います。
楽譜通りに弾けば、音楽性のない演奏には絶対になりません。
少しずつ解説していきますね。
そして恐ろしいのは間違った価値観
ピアノ歴の長い方に多いです。うちの生徒さんにも1人います。
まず、「ゆっくり練習して」と言っても守ってくれない。
「やってます」と言いつつ、やってない。バレてます。
丁寧に弾いて下さいと何度言っても、ガチャガチャ
何度も弾きなおしたり止まったり。
無理矢理大きな音を出そうとして叩くので、うるさいです。
熱心な方に多いです。
思い違いをしているだけなのです。
只、この思い違いを正すのは、かなり困難です。
速く弾ける=上手
難しい曲を弾く=上手
強い音が出せる=上手
どこでどう間違ったのか全くナンセンスです。
でも実際、そういう演奏をよく聴きます。
残念な事に長年、ピアノを続けている方にもかなり多い。
なかには先生の生徒さんを数人まかされて教えている方もいます。
つまり、先生ですら思い違いをされていて、連鎖的に受け継がれる・・・
この思い違いは、耳、感性を破壊します。しかもなおすのは大変です。
人の価値観を変えるのは、本当に難しいのです。
何度言っても、「はい」と言っても変わらない(変えようとしない)
レベルに関係なく一番大事な基本、「楽譜をきちんと読む事」
きちんと歌い、拍子やリズムを感じ、和声を味わう事
例え音大に受かったとしても、これがないと必ず行き詰まります。
少しずつ解説していきますね。