大人の生徒さんの場合、お仕事や家庭の事情が色々あるので、無理なく続けてもらえる様に気をつけないといけません。
それで時々「今週どれくらい練習できました?」と質問するのです。
これに対する珍答も時々ありまして、吹き出してしまいます。
その1
若いOLさん
先生!ごめんなさい。今ね。爪切れないから弾いてないの。日曜に結婚式に行くんだけど、ネイルばっちりきめたいから。来週まで待ってね。
・・・・・なるほど
その2
70代女性
(いきなりピアノから離れて手帳を取り出して)先生、見て見て。ほら・・・
月曜はボランティアで朝から夕方までおでかけなの。
火曜はね、コーラスに行ってからここに来るんですよ。(恐縮です)
水曜はね、朝から病院、整形とね老人科行くから大変、先生もそのうちわかるわよ(ハイ)
木曜はね、娘のところに行ってたの。孫に会いにね。ほら、これ写真(苦笑)
金曜はね、だから何もしない日なんです。
思わずロシア民謡、一週間が頭に浮かびました。♪日曜日は市場へ行って~、糸と麻を~買ってきた~、チュラチュラチュラ・・・♪
・・・・はいはい。でも少し頑張りましょうね。
その3
60代女性
「すみません!もう少し練習します。」
「いえいえ、出来るようになるまで、どれくらい時間かかったか知りたいだけなんですよ。」
「すみません。すみません」
・・・・あの・・・何も怒ってないです。私は業界一優しいんですから
この方は経験も長くかなり弾けますが、ツェルニーやハノンを続けてます。
「つまらなくないですか?弾きたい曲はありますか?」ときくと、「これでいいです。曲は先生決めて下さい。」と仰います。
昔習ってた先生が厳しかったそうで、ハノン、ツェルニーはしっかりやらされたそうです。
長らく介護をされていて、やっとピアノを再開できる様になったそうです。
昔ピアノを習っていた頃が懐かしいそうで、同じ様なレッスンが良いのでしょうね。今度その頃のお話もゆっくり聞きたいなと思います。
無理なく楽しく、でもきちんと長く続けて頂ければ嬉しいな~・・・・・