アジ釣り。 堤防・漁港・波止など俗に言う”オカッパリ”で主にサビキでの釣り方を深掘りします。
主に足元を攻める 仕掛けについての記述・解説です。
今回は、波止での アジ釣り 仕掛けの解説と釣れるコツ。要は隣の年配の常連さんより釣れる方法・仕掛けを考察していきます。
アジを釣る場所で、”場所について”書きましたが、足元と遠投が有ります。
下図のA(足元仕掛け)とB(遠投仕掛け)ですが、それぞれ解説・考察します。
まず、A(足元仕掛け)です。
A-1下カゴ仕掛け
仕掛けの構成はサビキ、カゴです。
特徴は、着水直後(①)に大量の撒餌が表層に散布される。
その後着底直後まで(②~③)まではサビキに撒餌がかぶるが着底後(③)しばらくするとマキエの散布量が極端に落ちる事です。
その為、30秒~1分ごとに仕掛けを上げ下げして再散布する必要が有ります。
この仕掛けは、表層にエサ取りが多く存在して、ある程度アジの活性が高い時に他の方よりより多く釣果が見込めます。
不利な場合は、aアジの活性が低い・もしくは群れが薄い場合。b潮流が激しい場合。
aの場合はマキエがサビキに掛かっている時間が短いので釣果が見込めない。
bの場合も潮流が速いとaと同じようにマキエがサビキに掛からない。
この様な特徴が有ります。
次にA-1の釣果の秘訣の構成はサビキの色とカゴの重さです。
以前書きましたが、地域によってアジの食性が多少違うので、サビキのサイズ・色は近所の釣具店で聞いてください。
カゴの重さは、アジが居るタナの深さと浅い層にエサ取りが居るかどうかで重さを変えます。
重いと早く着底するので、マキエがカゴに残る量が多いこと。
また、エサ取りがサビキに喰いつく前に通り過ぎるのでエサ取りが釣れる事が少なくなります。
次に、A-2上カゴ仕掛け
仕掛けの構成はサビキ、カゴ、オモリです。
特徴は、着水直後(①)に大量の撒餌が表層に散布される。
その後、着底(②)までサビキが先に沈下してその後を追うようにマキエが放出されます。
着底するとサビキに追いつくようにマキエが沈下してきます。
この仕掛けは、下カゴ仕掛けと違い、活性が低い場合に ”着底後に待つことが出来る” 事です。
着底しても網かごの底からも重力でマキエが散布されるのでサビキに撒餌が掛かり続けます。
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