中華レストラン玉波は若林区上飯田にある、老夫婦が営むアットホームな中華料理店。味もメニューもザ・町中華なお店だが、一品一品ちょっとずつ一般的な町中華のものとは変わった部分がある。駐車場は店前に2台分あるが目の前がバス通りの直線で見通しも悪く、一人運転での出入りはどの時間帯でも若干危険を感じる。
「肉ソバ」がメニューに有ったので注文してみたらイメージとはかなりかけ離れた一杯が出てきて少々驚く。一般的な町中華の肉そばと言えば青椒肉絲の様な具材が醤油味のスープに載っている一杯を想像するが…正直キノコソバと間違ったのではないかと思えるほど変わった見た目をしている。具材はネギ、タケノコ、しめじに豚肉少々。しかしこの味わいはキノコのうまみを塩味に凝縮したスープでかなりいい感じ。嬉しい誤算だった。
麺は町中華で合わさっているのは珍しいもちもち食感の中太麺。玉波のラーメンには全部この中太麺が合わさっている。
肉ソバなのに肉は豚肉がちょろっとキノコどっさりなので最初運ばれてきた時は絶対注文を間違ったと思ったがそういうものらしい。キノコが嫌いな人には当然厳しい内容だがキノコ好きにとってはパラダイスの様なラーメン。
「ラーメン」。油分少な目のスープは若干甘めであまり口に馴染みが無い感じ。このタイプのラーメンで甘いのは変わっている気がする。メンマが独特の香りでチャーシューも結構歯応えを感じる。そこに中太麺が合わさっている。
「あんかけソバ」。五目ソバやエビソバがあるからかこちらにはエビがいらっしゃらない。ベースの醤油味スープが甘口だからか甘めに感じる餡かけは野菜がたっぷり。
「半チャーハン」強火で一気に炒めたしっとりタイプ。具材に細かく刻まれたキクラゲが入っているのは珍しい。
大振りな「餃子」は酸味のある醤油ダレが備え付けで出てくる。焼き目はいい感じ。ニンニクの主張は控えめで餡の味は薄め。
メニュー表。リーズナブルなのがありがたい。
卓上には珍しく醤油が置かれていない。ラー油酢胡椒辛子が備え付けてある。
店舗外観。店前2台分の駐車スペースに入庫出庫は細心の注意が必要。
中華レストラン 玉波
Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】
・麻婆ラーメンと五目やきそばを食した去年の記事はこちら
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