たまたま母校の図書館に足を運ぶ機会があったり、現役大学生の方と知り合いになったりして思うことがある。世の中の変化は私たちが学生の頃の何倍ものスピードで流れているのに、大学の変化は殆どないということ。


だから学生と社会の間のギャップはどんどん大きくなってきているし、それ以前に昔よりも格段に選択肢は拡がっているはずなのに(入試の多様化などで)、まともな進路指導(合否指導ではない)を受けずに、大学に入ってきている学生が多い。もちろん家庭内の問題でもあるだろうが、高校の進路指導の酷さには目を覆いたくなる。


本当は大学に入ってやることじゃないだろうが、1年生の前期などは半分ぐらいの時間を割いて、“キャリア・クエスト”をやるべきではないだろうかと思う。もちろん自分のキャリアビジョンが明確な人は必要ないが、ある程度「キャリアの型紙」を準備して、「こうすればこうなる可能性が高い」「こうなるには少なくともこれをやらねばならない」というようなアプローチで学生と接する場が圧倒的に不足している。就活支援はやっても、そこにおいては、未だに大学は無策だと思う。アウトプットの促進剤の投与ではなく、インプットの準備運動にこそ力を入れるべきなのに。


つまりは、方便としてキャリアのイージーオーダーも有効だということだ。全くのオリジナルなど、何のお手本もなしに創れるわけがない。自分だけのキャリアは、キャリアの基本を押さえてから求めれば良いと思う。


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