減点主義は、何もしない人間が得をするルール。


表向きは減点主義を否定する組織も、各論で見ていくと、減点主義がそこここにむき出しになっている。どんなに優秀な人材を採用しても、そんな運営ルールの中で、「明日のために何かをしよう」「よりよくするためにあれを改善しよう」などというアクションにはつながらない。


一方で行き過ぎた成果主義にも問題がある。目先の課題にのみフォーカスがあたり、新規事業など、将来につながるアクションを考えながら行動することがなくなるからだ。


きめ細かで頻繁なフィードバックと、タームの異なる複合的な評価軸を前提に、自分で考えて得点を上げて行くカルチャーを創ること。それが次代を切り拓く。


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