私の親孝行

父の爪削りと耳掃除。


それから、

手で父の身体を触ることが、

私なりの親孝行です。



父の爪削りは、これ以外考えられない!



70歳の父は軽度の認知症になり、

腰が悪いので、体が不自由です。

(かろうじてまだ歩けています)



洋服の着脱もままならず、

排泄の失敗はかなり少ないものの、

自分のことで精一杯の父。


普段介護をしている母も大変です。


それと同じように、

介護されている父も大変なのです。



介護って、

してる側の大変さばかりが注目されがち。


しかし、

される側も大変なのだと

父を見ながらつくづく感じています。



それでもやはり、

なんだかんだで、

夫婦2人の生活は良いものなのだろう。


2人にしかわからない事が

きっとたくさんあるのだろうと、

娘としては思います。



2人ができるだけ穏やかに暮らせるように、

時々実家に帰省しては

先に書いたようなことをしています。


私の行動を見ている母もきっと、

悪い気はしないだろうと思うのです。 



だから巡り巡って、

母に対しても親孝行になっていると良いなぁと

勝手に思っている娘です。



次女が作ってくれた、

4人分のナポリタンとおやつ。



明日もきっと良い日にしよう!