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自閉症スペクトラム姉妹と
黒いワンコの母です。
〜ソラシド♩3姉弟〜
長女 小5⭐︎ドンちゃん
次女 小3⭐︎シーちゃん
イヌ 5歳⭐︎ソラ くん
01.20 Sat
とあることをきっかけに、パンツを履く挑戦をしてみよう!と思ったらしいシーちゃん。
ですが、既製品のパンツは履けないので、改造すること前提で購入。
つまりそれは、おニューのパンツにハサミを入れることを意味します。
これまでにもシーちゃんのパンツ挑戦はいくつかありましたが、どれも成功した試しはありません。
そのたびに落ち込み、落胆するという経験を積んで来たのは、他の誰でもないシーちゃん自身です。
だから今回のチャレンジも、ものすごいエネルギーが必要だったと、母は思います。
自分の机に座り、買ってきたパンツにハサミを入れ、肌が拒絶するパンツの一部を切り取っていたシーちゃんの様子が、チラッと私の目に入りました。
その時は冷静に俯瞰して見ていられたのですが、あとから思い出して振り返ってみると、物凄い切なさがこみ上げてきました。
結果、頑張ってハサミを入れたパンツに足を通せることは無く、
それでも騒ぐことなく、
むしろ「(ゴムが抜けて)ぶよぶよになっちゃった」と笑って言う様子に、言葉にならない複雑な思いがわいた母。
昔はそのたびにパニックを起こして、それはそれで大変だったけれど。
今はもう諦めすら感じるし、
どんな思いで挑戦し、どんな思いで結果を受け入れ、
どんな思いで日々過ごしているのだろうか・・・
こんな確認しようもないことを、たまにふと何かのきっかけで、グルグルと考えることになるのです。
見た目はフツーの女子。
シーちゃんの日々のパニックに疲労困憊になる母ではありますが、
やっぱりどう考えたって、
しんどくないわけない。
むしろ、よく生きててくれてるな・・・とすら思うこともあります。
壮絶な感覚過敏の1番のむつかしさは
本人にしかわからない
という部分にあると感じています。
どれほど孤独を感じることがあるだろうか・・・。
学校に行かない分、子どもと一緒に暮らしを営む時間は、私にとって実は、かけがえのない時間なのかもしれません。
しんどいし、
ひとりの時間も欲しいし、
自由に身軽に動きたい!
というのは本音。
それに加えて、娘たちにとって今の選択が正しいかどうかなんてことだって、全くわからない。
だとしても。
愚痴をこぼしながら、弱音を吐きながら、迷いながら、子どもたちと過ごす日々は、私の目の前にある現実で。
だけれどその現実こそが、今のサイコーな日々なのだろうと、書きながら素直に思えています。
こんなにしんどいことってあるんだ?!と思うようなことが起こるのが人生だけれど、それは一生は続かない。
いつの日か、(生死も含めて)どんな形でかは分からないけれど、必ず決着がつくものだ。
だから私はやっぱり、
面白がって生きていたい!と
改めて、本気でそう思います。
私の先生の娘、登場!
シーちゃんがダイソーで買った、エリーちゃん(?!)です。
着物に憧れている、シーちゃんの投影そのものです。
切なさも感じつつ、目一杯楽しめることと出会って行けたら良いなぁ!と、心から願う母です。
明日もきっと、良い日にしよう♩