親の愛はストレートには伝わってこない | 両親の離婚を経験した子供達へ

両親の離婚を経験した子供達へ

僕は5年前に20年ぶりに父さんと会って話をしました。自分と向き合い、家族と向き合う大切さを書いています。

●親の愛はストレートには伝わってこない


どうもです。満野和敏(みつのかずとし)です。


母さんや父さんの僕への思い。


どんな思いを抱えていたのか知りたかった。


どんな葛藤をしているのか知りたかった。


どんな苦しみを背負っていたのか知りたかった。


どんな風に愛を出しているのか知りたかった。


何を考え、何を感じ、何に苦しみ、何に喜ぶ。


親の事を僕は何も知らなかった。


同様に、親も僕の事がわからなかった。


そらそうだ。


お互いが、自分の思いをさらけ出さないから、わかるわけがなかった。


でも、わからないからと、さらにさらけ出すことをやめた。


だから、もっともっとわからなくなっていった。


当たり前だね。


わかんなくて。


だって、お互いに話さないし、お互いに聞かない。


相手が話さないとか、聞かないとか関係ない。


自分自身がオープンマインドで100%自分を開いていたかって事。


相手に心を全部さらけだしていたかって事。


心をさらけ出すという事は傷つく事。


心をさらけ出すという事は愛する事。


心をさらけ出すという事は受け入れる事。


そんな風にして、自分の心をさらけ出していたかって事。


人と人とは、素直に進まない。


どれだけの愛を持っていても、ストレートに相手には伝わらない。


だからこそ、言葉がある。


だからこそ、コミュニケーションが必要。


そして、何より自分の心を相手にさらけ出す事が必要。


たとえ、傷つく事がわかっていたとしても。


そうする事によって、より深く相手を自分を知る事が出来る。


書くのはカンタンだけど、やる事は難しい。


誰だって、傷つく事は嫌だからね。


でも、傷つく事が出来るのも生きてる間だけだからね。


傷つく事をさけて、大切なものまで避けちゃう。


それじゃ、本末転倒だね。


あなたの愛を相手に伝えたかったら、相手の愛を受け入れてあげたかったら、心をさらけ出すしかないね。


いっぱい傷ついて、いっぱい笑おう。


それも生きてるからこそ出来る事だからさ。