秋の始まりを曼珠沙華とともに | 019|まる・いち・きゅう

019|まる・いち・きゅう

丸い地球をまわりながら考えていることの記録


自分の思考を整理して書き記せる時とそうでないときの差が激しい。
外からの刺激の一つ一つが思考回路のスイッチを入れていって、
脳内を巡る考えが止まらなくなる時もある。
どんなに感性が刺激されても、刺激がそこに留まってしまってうまく伝達されないこともある。

落ち着いて物事を考えられているかどうかが私にとっては1つの自分のバロメーター。


  毎日が宝探し

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埼玉県日高市にある巾着田。
この季節彼岸花(曼珠沙華)が満開になる。
2年前のちょうどこの時期、大学入学を控えて同じように両親と見に行った

大学最終学年を控えた今年、今度は祖母も一緒に同じ場所を訪れた。2年という歳月がまるでなかったかのように、曼珠沙華は綺麗に私を迎えてくれた。

すらっと伸びる茎。
しっかりとした花びらが作り出す丸み。
そして、凛と、しかしやんわりと花びらを包み込むようなめしべとおしべ。
奥深い赤。

   毎日が宝探し

強くありながらしなやかで、景色と調和しているのに際立つ曼珠沙華。
美しい組み合わせを持ち合わせたこの花の花言葉は案の定多義的。
(最近花言葉にちょこっとはまっているんです。笑)

「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」

なるほど…。

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私には心から尊敬している人が何人かいる。
そういう人は大抵もやもやしてる時にそっと背中を押してくれたり、新たな道を示唆してくれたりする。

まだ人生22年しか生きていないけれど、世の中「正しい・正しくない」と白黒つけることが容易でないことはわかってきた。答えが1つでないことも多いらしい。

そんな中、この人の言ったことをとにかく信じてみようと思える。
信じてみたいとわくわくする。
そうやってこころから「信じる」ことができる人と出会えたことに本当に感謝。

信じる=『まことと思う。正しいとして疑わない。』(広辞苑)

疑わないっていうのは必ずしも適切ではないかもしれないけれど「まことと思う」という説明は気に入った。

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風が秋らしくなってきた。
海外で学ぶ私にとって秋は始まりの季節。
次に曼珠沙華を見に来るときにはまた少し成長していたい。

   毎日が宝探し 

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