おはよ~♪乾燥が強いね。
今日のおうちごはんは
グレ(メジナ)がお安く手に入ったので
さばき方から、お造りと
焼きと、失敗しない煮方まで (o^-')b
は~い♪あらためまして
遊びに来ていただけて嬉しいです。
ありがとう♡
これからもよろしくお願いいたします。
゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・。゚
グレ(メジナ・クロ)は、寒くなってくると脂が乗って
とっても美味しくなるお魚!
私も東京に居た頃は千葉の内房外房に
グレとクロダイ狙いでよく釣りに行ったものでした(^^)
寒くなってきた時期の、脂の乗った
美味しい寒グレを味わいましょう♪
グレのお造りは、白身魚なのに
うっすらピンクがきれいな、筋肉繊維の細かい
むっちりと吸い付くような美味しい身。
さばき方によっては臭くなってしまう場合もあるので
上手に調理しましょうね (o^-')b
① こんな安いお値段で手に入っちゃった♪
京都・舞鶴の市場直送となっている
メジナ = クチブトグレ = クチブトメジナ = 地グロ
いろんな呼び方で呼ばれますが
回遊せずに地付き(住み着いて)でいることの多い
ずんぐり体型の クチブトメジナ。
同じくメジナと呼ばれる仲間で
回遊して暮らす オナガメジナ と呼ばれるのも居ますが
メジナ = クロメジナ = オナガグレ = オナガメジナ = 尾長グロ
こちらもいろんな呼び方をされます。
ただ、今回のクチブトとの違いは、回遊しているので
もうちょっとスマートでシュッとしていて
早く泳ぐために尾っぽの終わり部分がくの字に
切れ込んでいます。(クチブトはわりとまっすぐ)
そして、エラの縁が黒いんです。
筋肉質なので身も締まります。
② 両方の共通するのが美しい目
オパールアイと呼ばれるブルーグリーンの
つぶらな目、
正面から見ると目の位置が近いので
昔からお魚のことを「な」と呼んだことから
目の近い魚 「目近魚」→「メジナ」 となったと言われています。
クチブトは岩場についた海藻を食べることに
適した口をしていますが、この個はちょっと
しゃくれが入っていますね(^艸^)
私が釣ったことのある一番大きなメジナは39cm
今でも思い出すとワクワクしてブルッとしますよ(^艸^)
③ さぁ、では! さばいていきましょうか
ウロコがしっかりと付いている魚なので
ウロコを剥ぐ時にあちこち飛ばないように
新聞紙をかぶせながら、
中で、包丁の背を使ってバリバリと剥いで
先の方の背を使ってヒレの付け根や
お腹側の隅々までウロコを丁寧に取り除きます。
(これが臭みを残さない一つの大きなポイント (o^-')b)
カマを付けたまま頭を落とします。
(白い線のところで両側から包丁を入れています)
その時に注意するのは、
内臓までぶつんと切ってしまわないようにすること!
ここで、苦玉(胆嚢)を潰してしまうと
苦さと臭いが取れねくなるので注意です (o^-')b
他の内臓も、胃などを傷つけてしまうと
結構な磯臭さが出てしまうので、
傷つけないように取り除きます。
(これも臭くしない大事なポイント (o^-')b)
④ 内蔵を包むようにしっかりと脂が回っています
襟元(魚にエリがあるかは知らないけど(^艸^))から
肛門まで包丁を入れて、お腹側を切ると
内蔵を包む脂の塊が見えます。
これは、寒くなってきて
身にも脂のりが良くなっている証拠♡
この脂の塊は
内臓と一緒にすっぽり抜いて捨ててしまいます。
⑤ 背中の皮を切る
メジナは皮もしっかりしているお魚なので
皮と身を一緒に切ろうとすると、
身がブサブサになったりしますから
一旦皮を切ります。
この白いラインで包丁を滑らせるように
皮だけ切ります。
⑥ 胴体側面に手のひらを当てて
皮を切った所を開くように手をずらすと
切り口がパカッと開いて身が見えます。
その開きに首元から背骨に沿う様に
包丁を中心部分まで入れます。
⑦ 肛門から尾びれにかけても同様に
皮を最初に切ってから、背骨に乗せて
包丁を滑らせるように背骨中心まで入れます。
⑧ 尾っぽの付け根の皮にタテに切込みを入れて
包丁を、背骨の上に刃を尾っぽ向きに差し込んで
刃を少し持ち上げるようにしながら尾っぽ側へ動かし
開いた尾っぽの付け根を持ち上げて
今度は首元方向に刃を向けて
尾っぽの付け根と身を押さえながら
背骨の上を滑らせるように
首元まで包丁を動かし
⑨ 二枚おろしにします
このメジナは、とってから活け締めをしていないので
血が身にまわっていますので
キッチンペーパーできれいにします。
⑩ 骨とヒレ付きの身の方は、塩焼きにします。
血がまわっていると、どうしても独特の生臭さが残るので
それを押さえるのに、イヤシロソルトに活躍してもらいます。
身の表面に切込みを入れて
・イヤシロソルト、ヒレには塩が見えるくらいにたっぷりと
身には全体にふりかかる程度にかけて
身をふっくら仕上げるために
オーブントースターの180度で7分ほど焼きます。
その後、バーナーで
皮目に軽く焦げ目を入れるように焼きます。
イヤシロソルトは、ほんとスグレモノ!
肉や魚の生臭みをおさえたり、
マイルドな塩味で調材を美味しくしたり、
これから暮れにかけてのお台所には
特に欠かせないお塩。
おせちの準備などの下ごしらえに最高よ~(´0ノ`*)
ダーリンの足の蒸れによる臭いも
出掛けのイヤシロソルト足洗いと
ベビーパウダーで
帰ってきても臭わない足になってるのヾ(@^▽^@)ノ
⑪ さて、骨のついてない方の身は
腹骨(内蔵を囲んでいる骨)の根本から
包丁を入れて、腹骨を反対側の手で押さえながら
腹骨に沿う様に包丁を動かし
腹皮の一番薄い所と一緒に切り落とし
腹骨と皮のついた薄い身は
頭と一緒に煮るので寄せておきます。
⑫ 血合い骨を取り除く
背中側の身と、お腹側の身の中心に
頭側から指の腹で撫でると、
つんつんと指に当たる骨がありますが
これが、「血合い骨」 と呼ばれる小さな骨の列で
骨抜きで抜いても良いのですが
今回は煮物も作るので、
血合い骨の部分を細長く切り離します。
⑬ 皮を引きます
皮を下にして身を置き
尾っぽ側から1cm程度のところから
包丁を入れて、1cmの部分を反対の手で
引っ張るようにしながら、
皮の上を滑られるように包丁を
魚の首元方向まで動かすと、きれいに皮が引けます。
⑭ 柵状態になった半身を、好みに切って盛り付けます。
手に吸い付くようにムッチムチの身でしたよ~
⑮ 剥いだ皮も頭と一緒に煮付けます。
・カマ付きの頭、 頭頂部からタテに割って、
アゴ下をくっつけたまま開き、エラを外して
・腹骨と一緒に切り離した薄い身
・血合い骨の部分
・剥いだ背中側の柵の皮、お腹側の柵の皮
・イヤシロソルト、
ザルに乗せた全部に軽くふりかけて
10分ほど置きました。
ざっと水で塩を流し
・酒、大さじ2
・醤油、大さじ1.5
・みりん、大さじ1.5
・三温糖、大さじ1
・生姜、1かけ 皮ごとスライス
・水、カップ半分
強火で煮立てた所に
・塩を洗い流したカマ付き頭とか皮とか全部
入れて
頭だけ飛び出しているので、
途中1回ひっくり返し、強火のままで
8分ほど煮たら
⑯ 煮汁も煮詰まってこんな感じ。 盛り付けます。
⑰ サバのキズシも食べたくて買ってきていたので
切って盛り付けて
⑱ 塩焼きも焼き上がって盛り付けて
⑲ こんなテーブル~♪
この日は、二人で映画を観ながら
ラーメン食べちゃってたので、
お夕飯はつまむ程度でいいと、この状態。
⑳ お供は
京都仕込みのプレモル!
すっきりときれいなクリアな味わいで
上品ながらキリッと辛口
ノド越し後にふわっと花のように香る!
これは旨いわ!
㉑ そして むっちりのメジナのお造り♡
臭みは一切なく、身のきめ細やかさが
噛めば噛むほど、甘みも感じるほどに旨い。
「旨い~ヽ(*'0'*)ツ
さっき、あの黒い魚の形してたあれやよな!
こんなに旨いんやったんか!」byダーリン
(季節にもよるけどね(^^)これからの寒い季節からは最高になるよ♪
私はクロダイよりもメジナの方が好きやもん。
釣る時面白いのはクロダイやけど、クチブトは餌に食いついて、すぐに当たりを合わせると
餌がスっぽ抜けちゃうから、一呼吸待って合わせるのがええねんo(〃^▽^〃)o )
「ええわ(^^:)
おまえが釣りに話し始めると長いから」byダーリン
(しゃないなぁ(^^)釣りをする人の話しは終わらへんって、昔からよう言われることやわ
もう、釣りせぇへんようなって長いけど、そんでも話だけでもワクワクする♡)
㉒ オーブントースターで約利点は
見ての通り、ゆっくりと全体的に熱が通るから
身がジューシーでふっくら!
㉓ ほらほら、塩加減もちょうどよくって、ふわっと最高!
塩焼きもお気に入りだったダーリンですが
なんせお魚の骨の嫌いな人だからσ(^_^;)
「魚。骨無しで泳いでたらええのに(-ω-*)」byダーリン
(自分に都合のいいようにだけ考えたらアカン。骨がなかったらどないして泳ぐねんな。
全部、アメーバみたいになるやんな。そこから進化して骨ができてきたんやから
食べ物の命!ありがたくいただけ!)
焼き魚も、煮魚も、全部骨を外してあげましたよσ(^_^;)
喜んでペロッと食べてましたけど・・・。
年末年始にかけて
普段よりも尾頭付きのお魚が出回る季節でもあります。
お安くお手頃な、鮮度の良いお魚を見かけたら
ぜひご自分でさばいてみてくださいね(^^)
今日も皆様の
美味しい素晴らしい一日で
あられますように♡
最後まで読んでくれた
あなたの応援でがんばれます♡
↓ o o(〃^▽^~♡) ありがと~