おはよ~♪いい天気だけど寒いね~

今日はおうちごはんではなく

兵庫県の

火の神・台所の神「荒神さん」と親しまれる

清荒神清澄寺 に行ってまいりました。

(今日は長いので2部に別れます)

 

は~い♪あらためまして

遊びに来ていただけて嬉しいです。

ありがとう♡

これからもよろしくお願いいたします。

 

゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・。゚

 

紅葉狩りも兼ねて

かまど(お台所)がよく回れば家庭も会社も反映するという

兵庫県宝塚市にある『清荒神清澄寺』に行ってきましたので

ご案内いたしますね (o^-')b

全国どこでも紅葉はあるけれど

久々ですよ、こんな美しいなと紅葉を愛でたのは(^^)

 

なぜ、こちらに行ったかと言うと

先日、『自家製七味』 を作った時の記事 をご覧になった

方が、七味売の口上が好きという私のために

口上が聞けるかどうかわからないけど、

清荒神清澄寺』の参道には、

七味売りの露店が通年で出ている。と教えてくださり

思ったら

やってみたい見てみたい聞いてみたい星人 なので

ダーリンに連れて行ってもらいました。

 

 

 

① 家を出たのは

休日のダーリンにしては早い時間

 

ナビで検索すると、

混んでなければ高速を使って

50分あったら現地に着ける予定。

「開門は9時やったっけ?

 開門と同時やなくってもええやろ?」byダーリン

(そんな(^^:) 副男を決める競争やないから、急がへんでもええよ

 事故の無いように行ってや。初めて行く所やからね)

 

② 高速に乗って見える景色は

紅葉と言っても茶色くカリカリになっていて

あまりきれいという感覚ではありませんから

時期終わりやね。とあまり期待もせずに

アーダコーダ話しながら

カーナビをセットして現地へ向かいます。

 

道も混んでなくて、近くまでは50分程で行けましたが

でもねっ!

カーナビが車も通れないような山道に誘導していって

馬に乗ってなら通れるだろうけど、車は無理(^^:)

 

③ 地図を頼ろうにも、ザックリ過ぎるやろ(^^:)

清荒神駅あたりを何度もぐるぐる回って

「誰かに聞いて来たるわ」

「おまえが聞いてきたっておれが運転してるんやから

 ええって、黙って乗ってろ」byダーリン

それでも、いっこうにたどり着けずに

狐につままれてるのではないかというくらいに

ぐるぐる。

やっぱりっ聞いてくる。っと車を降りた私の耳に

「あ・・・この車、また居る。」by通りかかった二人連れ

だよね(^^:) 

着いてから40分近くも行き方がわからなくて

この辺回ってるから・・・・。

 

優しいご近所のお店の方に教えてもらい

なんとか荒神さんの大駐車場に到着。

 

④ 参道には露店が出ていて

お目当ての、七味売を探しましたが

七味の露店は有ったものの

それほど辛くないの、中くらいに辛さ、すごく辛いの

の、3種類をおばちゃんが売っていただけで

残念ながら

売り口上を聞かせてくれる職人さんの露店ではなかった。

 

参道のお店や露店見物は後にして

 

⑤ まずは 清荒神清澄寺(荒神さん)をお参りしませんとね

清荒神清澄寺は、

創建1100余年の真言宗の大本山

荒神信仰は、家内安全・商売繁盛・厄除開運

などの現世利益をもたらすと言われています。

 

山門の左側に 大界外相(たいかいげそう)

と掘られた石碑があり、

ここからが聖域だということを記してあります。

山門の内側には

「薝蔔林中不嗅餘香(せんぷくりんちゅう よこうをかがず)」

クチナシの強い香りが他の香りを打ち消すように

煩悩も消えるという意味の言葉が書かれていますよ。

 

⑥ こちらが境内図ですが

今、真ん中下に記される山門のところです。

 

⑦ 一礼して山門をくぐると、ガラッと視界が変わります

赤く枝を広げたその奥に、鮮やかな黄色!

木漏れ日を受けて輝く箇所と、影で暗く見える場所とが

肉眼にも鮮やかに映ります。

 

⑧ 数段の階段を上がって山門の方を振り返ると

灯籠にかぶさる赤と、周りを取り囲む緑の

コントラストがとても新鮮!

 

お天気が良かったので、陽の光が眩しく

階段を上がって直ぐ左手にある売店の軒に入り

 

⑨ 再び見上げるとこの美しさ

売店では

神祭棚、花立て、線香、神祭具、おまんじゅうやお土産

干支の記念品などが売られていて

クレジットカードも使えます。

うちも、帰りに

寅の干支飾りとおまんじゅうを買いました。

 

⑩ 売店の軒下から山門と反対側を見ると、有名な大銀杏が!

2本の大銀杏(おおいちょう)は

1本が、26.4m(人の胸高周4.1m)と

もう1本が、高さ25.4m(人の胸高周3.2m)あって

それはそれは、畏怖を感じるほどの迫力。

両方とも雌木だそうです。

1976に宝塚市の指定天然記念物になっているそうです。

 

⑪ ハラハラと絶え間なく舞い落ちるイチョウの葉ですが

この方達は、すっかり履いてしまわずに

均等に散らばるように箒で

イチョウの絨毯を整えてていらっしゃいました。

そうよね(^^)絨毯になってたほうが風情があるものね。

 

私は舞い落ちたばかりの

誰にも踏まれていない葉っぱを2枚。

記念に頂いてきましたよ~(^艸^)

 

銀杏の前を通り過ぎて

手水舎で手を清め(コロナ禍だから口の清めは無しで)

左に階段を上がると、鳥居の前の階段両脇に

 

⑫ 門のように大黒様がにっこり

 

⑬ 大きな鳥居をくぐると ここがまた包まれた空間のように

ガラリと雰囲気が変わります。 

空は青くて高いし、とっても気持ちのいい空間。

 

⑭ 拝殿(天堂)前には沢山の方が参られています。

拝殿には

三宝荒神王。

仏教守護の神として知られる、祈れば

富貴を与えて病を除き、夫婦和合・子を授ける

と言われる大聖歓喜天(聖天)。

祈れば福徳を授けて、除病・滅罪を得る

十一面観世音菩薩が祀られています。

 

⑮ 振り返ると これはまた美しい!違った景色に見える♡

言葉いらずに美しい。

 

⑯ 拝殿に向かって左側に 眷属堂(けんぞくどう)があり

三宝荒神王の眷属(従者)である「布袋尊」が祀られています。

私ね。布袋尊が実在した人とは知らなかったの。

名前を 「契此(かいし)」「定応大師(じょうおうだいし)」という

中国の高僧で、大きな袋を杖にかけて

行脚を続けた姿なんですって。

日本では、七福神のお一人として、神様だもんね(^^)

 

眷属堂(けんぞくどう)の右端に

おみくじがあるので、引いたら σ(^_^;)

あんまり良くなかったから、御札結び所に結んで

祓ってもらいましょっと(^艸^)

 

 

⑰ 眷属堂(けんぞくどう)の前を通り奥に向かうと

林に囲まれ、また空気が変わります。

 

⑱ そこから石段を数段上り小川を越えると

 

⑲ 「ご本社」とよばれている神殿造りの「護法堂」があります。

正面に 大勝金剛転輪王(如来荒神)、

右に歓喜童子、左に弁才天 が祀られていて

絵馬や写経などが奉納されています。

 

⑳ 「護法堂」をぐるりと後ろに回ると、荒神影向(こうじんようごう)の榊 があります。

そんなに大きくない榊の木を鉄格子で囲んであって

鉄格子のあちこちに、棒や釣り竿が刺さっています。

みんな一生懸命下の砂の中から何かを集めている様子。

 

㉑ こういう理由なのね(^^)

私は5円。ダーリンは100円を預からせていただいて

っと・・・。横を見たら一人のご老人が

必死にかき集めて袋にお金を詰めている ( ̄□ ̄;)!!

 

「あれは、もしかしてあかん奴やろ( ̄0 ̄;」byダーリン

ダーリンが眷属堂(けんぞくどう)まで戻って

中にいらっしゃる方に、この様子を話したら

「あぁ(^^:)常連さんなんです。

 好きにさせてあげてください・・・」by関係者さん

ッと言ったそう。

何というおおらかさ。 

神の前ではいろんな形の助けがあります。

 

でも、よくしたもので、

そのご常連さん。集めたお金の一部を

各お社に捧げて手を合わせてらっしゃいました(^^)

なんか、ちょっと救われたような気が・・・ちがうか?(^^:)

 

㉒ 道なりに行くと 眼神祠(がんじんし) の社が

その昔は、きれいな水が湧き出していて、

参詣の方々が柄杓でその水を汲み、眼を洗ったということですが

ここのところ急激に目が悪くなった私は

少しでも長く目が元気でありますようにと捧祈。

 

㉓ 眼神祠(がんじんし)と並んで 龍王堂 があります。

密教で、雨を祈る神様 「善女龍王(ぜんにょりゅうおう)」

という、生命を守る水神様が祀られています。

 

その横には経蔵があり

経蔵から数段階段を降りて

 

㉔ 納札所 があります

たいがいの納札所はむき出しの所が多いですが

ここは、全てにおいて整然ときれいです。

 

㉕ そして進むと これ、何だか分かりますか?

一見、わらの束を横から見たように見えてますが

これは、火箸なんです。 実は金色。

見えてるのは重ねられた火箸の頭。

ここは、 火箸納所。

厄年の人が火箸を賜り、祀っていた「厄除け火箸」を、

厄が明けた年の節分以降に納める場所だそうです。

三宝荒神王は 「かまどの神様」として信仰されており

厄年の人の厄を火箸でつまみ出してもらうんだそうです。

私も今度の厄の時。ここに来よ~っと♪

 

 

㉖ そのとなり並びには 石柱で囲まれた 神変大菩薩(行者洞)

暗くて見えにくいですが

 

㉗ この様な状態です。

修験道の開祖、「役行者 えんのぎょうじゃ」(役小角 えんのおづぬ)を

祀ってあるそうです。

役行者。古典で馴染みのあるお人♪

修験によって得た力で病気や災難等を取り除くんだそうです。


 

まだまだ先があるので

☆兵庫県、火の神・台所の神「荒神さん」に行ってきました その

に続きます。