こんちは~♡ 午後から雨だって。
今日のおうちごはんは
大好物のバイ貝煮付け
は~い♪あらためまして
遊びに来ていただけて嬉しいです。
ありがとう♡
これからもよろしくお願いいたします。
゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・。゚
バイ貝、煮たの好き?
市販の袋に入って出来上がって売ってるものは
わりと柔らかいのですが、
せっかくのバイ貝!
煮サザエほどのコリコリッとした感じが良い!
仕事で出かけた先の割烹で食べた
あの、少し甘めな上品な醤油味で煮られた味
思い出しての再現!
バイ貝のお話しの前に
ペットの換毛期のお話し。 (o^-')b
うちのワンコは
① カニヘンダックスフンドの クマロくん 4才
ダックス系は、夏前と寒くなる前の年に2回大きな換毛期が
ありますが、その他にも年中毛が生え換わりで抜けるので
毎日のブラッシングと、床コロコロは欠かせません。
そのぶん、大きなトリミングは必要ありませんが
足周り、お尻周りなどの汚れやすいところは
定期的にトリミングが必要です。
② ビションフリーゼとトイプードルのミックスの ららちゃん 3才
ビションフリーゼは、抜け毛が少ないと言われますが
ダブルコート(皮膚を守る長めの主毛と保温のための副毛をがあって
暑い時期には副毛が抜けて、寒くなると増える)なので
全く抜けないわけではなく、夏前にはブラッシングで抜ける毛が
多くなります。
トイプードルは、換毛期のない犬種で(死毛がたまにある)
どんどん毛が伸びてきますから、定期的なカットが必要。
日本犬のように、
ガバッと層になって毛が抜け落ちるということはない
洋犬ですが
清潔と皮膚の健康を保つためには、
毎日のブラッシングが必要ですよ (o^-')b
なので、うちは特に換毛期だからと困ることもなく
季節が変わっても、毎日のブラッシングで同じリズム。
お手入れは
トリマー・スタイリスト資格、ペット看護師セラピスト資格
を持っているので、
トリミングサロンに出かけることもありません。
ワンコシャンプーも、
臭いにうるさいダーリンがいるので、
お風呂場で2週間に1回ペースでシャンプー。
2頭ともシャンプーは嫌がらないのですが
カニヘンダックスのクマロの方が、お風呂大好きすぎて
いつも専用の風呂桶(っといっても100円ショップの食器洗い桶)
に、1時間も浸かっていたいタイプ。
だけど、
私がドライフードを作るのに使ったアミを洗う前に
浸けておくのに、その専用の風呂桶を借りちゃったので
シャワーでシャンプーを済ませて
私が先にお風呂場から出て、足を拭いてから
クマロを呼んでも出てこない・・・。
覗いてみたら
③ あぁ・・・どうしても何かに浸かりたかったのね・・・。
悲しそうな顔で、小さめの洗面器に収まっている
クマロなのでした ┐(´~`;)┌
ワンコ2頭を洗って、乾かし終わるか終わらないかのうちに
④ 運送屋さんが待っていたものを届けてくれました!
生きたまま冷蔵で届く、黒バイ貝1キロ
(大きさが分かるように。楊枝を入れてみました)
バイ貝の旬は
全国各地で違いますが、全国的に見ると
3~10月ぐらいまでなので、
今は旬の最後くらいですね。
でも、
この生のを自分で炊く美味しさがたまらないんですよ♡
⑤ これがよく見る、白バイ貝と言われるもの
小さいものは、今回のように煮付けにしたり
塩ゆでにしたりしますが
大きいものは唾液腺を外してお造りにしたりします。
⑥ こちらが黒バイ貝と言われるもの
今回私が買った貝ですが
貝の中でも高級品の部類に分類されます。
ただし、こちらはお造りでは食べませんので
塩ゆでや煮付け、アヒージョ、エスカルゴ系
いろんな食べ方をします。
⑦ では、早速洗いましょ
流水で、たわしとか、ナイロンブラシを使って
汚れを洗い流し
⑧ 溜めた水の中でザコザコとこすり合わせて洗います
⑨ 届いてすぐにざっとすすいだだけでこれ
結構汚れていますよね。
⑩ きれいにした貝は水と一緒に鍋に入れ
・黒バイ貝、1キロ(45個ありました)
・水、貝の高さの倍の量
水から火を入れます。
沸騰してくるまでは強火で、沸騰したら弱火に下げて
2~3分ゆるい沸騰を続けます。
⑪ その間に煮汁を作ります
煮汁は不足がないように、たっぷり作ります。
・水、カップ5.5
・酒、カップ1.5
・みりん、カップ1
・薄口醤油、カップ1
・三温糖、大さじ6
・生姜、1かけ 皮ごとスライス
・極上海鮮だしやすまる、1包み
混ぜるだけで火にかけるのはまだです (o^-')b
このお出汁は
珍しいまぐろ節を始めとする8つの素材を乾燥粉砕した天然だし。
定量の水から煮ると、関西風うどん出汁にもなるというスグレモノ
無添加安心だから、色んなものにも使える。
海のものを煮る時には、特にこれを使うの♪
⑫ さて!沸騰してきました
沸騰してきたらすぐに火力を下げて
お湯がゆるゆると動きながら沸騰している状態を保つと
灰汁も出て、
煮汁が透き通ったモスグリーン系に変化してきます。
貝を、沸騰した所に入れないで、水から煮るのは
貝を硬過ぎるようにしないため!
柔らかく柔らかくしたければ、
貝がお風呂に入って昼寝してるくらいの
ゆる火で煮るのが一番ですが
そうとう時間がかかるし、(3~6時間)
バイ貝の持つサザエ状態の
ある程度の硬さを噛むのがまた美味しいから、
この煮方が一番♡
⑬ でもさぁ・・・これ。 明らかに鍋が小さいだろうよ( ̄ー ̄;
もう少し大きめの鍋が必要。
貝を一緒に入れても
溢れないくらいの鍋に移しまして、待機。
⑭ 沸騰から弱火で2~3分煮た貝の茹で汁を捨て
⑮ 流水を入れて、ザコザコと洗います。
捨てた茹で汁もそうですが、
洗ってる水が、透き通ったモスグリーンなのが分かるでしょ?
これがきれいになるまで洗います。
⑯ するとほら、
貝と貝とが擦れてきれいになるのと、
口ブタが取れます、貝のヌメヌメもとれます。
⑰ はい。これが下ごしらえの済んだ、バイ貝
ここから、好きなやり方で調理していいと思いますが
実はっ!
『バイ貝の毒』 って、
聞いたことある人もいらっしゃるでしょう?
バイ貝や巻き貝系の肉食貝は
食する相手を、毒でしびれさせてゆっくり食す為に
唾液腺に「テトラミン」という毒を持っています。
全部が全部、強い毒性を持っているわけでもないですが
このテトラミン。人が食べると、
唇がしびれたり、軽い吐き気やめまい、
船酔いのような症状になる場合がまれにあります。
下茹でをした段階で、上の写真のように
貝から出ている部分を引っ張って、
内臓とのつなぎ目の少し手前の肉部分を
タテに切り目を入れると「あぶら」と呼ばれる唾液腺を
取り除くこともできますが
もし万が一、この症状が出ても
長く毒性による症状が続かないのが
このテトラミンの特徴。
料理屋さんなどは、取る所もありますが
私はそのままで調理しちゃいます
(もちろん自己責任ですが(^艸^))
⑱ バイ貝 ってね フチにこうして切り込みがあるの
丁度そこから水管が出たまま煮えてるのがあったから
お分かりのように、水管だけを出すことのできる切れ込み!
すごい進化よね!
これ、白バイ貝では、突き出した口のようになってるのよ。
なんか、もうこんなのを知ると、すごくワクワクする♡
⑲ 大きな鍋に入れ替えた、まだ火にかけていない煮汁に
・キレイにしたバイ貝 を入れて
沸騰し始めるまでは強火。
沸騰しだしたら弱火に下げて、
灰汁が出ていたら灰汁を取り除き
ゆるゆる揺れる程度の沸騰で10分煮て
⑳ 火を止めてそのまま冷まします。
キレイに下処理もできていたので
ほとんど灰汁も出ずキレイです。
煮上がってすぐは、出汁の味はしますが
全く味は貝肉の中には入り込んでいないです。
冷めていくうちに味わいが入りこむので
30~40分置いてから食べると、
だいぶ味わいが馴染んでいます。
もちろん、冷蔵庫で休ませて次の日はもっと美味しい!
柔らかく煮たくて、
圧力鍋を使って煮たこともありますが
脂の落ちた肌のように、貝の表面が
白っぽくかさかさになって美しくないし、
やっぱり、
この少しコリコリした食感を楽しむのが
この黒バイ貝の真骨頂!
㉑ 夕食の時に、ダーリンに出してあげました
きっと、有ればあるだけ食べるので
6個だけ(^艸^)
「サンキュ~(≧∇≦)バイ貝やん♪
いつ届いた?今日煮はったの?」byダーリン
(さっき届いて、活きの良いうちにすぐに煮たわ(^^) 死んだ貝は食べたらアカン言うやろ)
「嬉し~。バイ貝、剥いて~」byダーリン
(\( ̄ー ̄;) 貝殻は剥けへんなぁ。巻き貝は、剥くんやなくって、抜くとか外すやな
・・・・何で私も外してやるんやろな・・・オッサンを甘やかしたらアカンのに・・・)
「おれは、優しくされて
伸びるタイプやねん」byダーリン
(優しくしたら、つけあがる方に伸びていくタイプやろ?(ー。ー))
㉒ このサザエ以上に美味しい貝の味わいと食感がたまりません!
高級貝って言われるの分かるわ♡
「旨い~ ≧(´▽`)≦
料亭の味やわ♡ たまらへんなぁ
このワタの旨さもコリコリ感も♪」byダーリン
(だろうともさっ! 丁寧に作ってんねん。
タウリン豊富やから、明日めっちゃ元気にならはる思うわ♪)
㉓ キレイにするっと取れたと思ったのに
サキッチョがちぎれたσ(^_^;)
巻き貝を上手に外すのは
抜いた身を回して引っぱるのではなく
貝殻を、巻きに沿って回していくと
きれいに取れやすいですよ (o^-')b
(100%ではありませんが)
まだ、生の黒バイ貝が出回っているうちに
お家で煮るこの美味しさ
味わってみるのはいかがでしょうか♪
今日も皆様の
美味しい素晴らしい一日で
あられますように♡
いつも最後まで読んでくれてありがと~
↓ o o(〃^▽^~♡)