中医学では、パイナップルは甘くて酸味があり、
性質は温めも冷やしもしない平性ですので、
陰暑にも陽暑にも用いやすいフルーツです。
脾胃の消化吸収機能を補うことで
五臓六腑全ての働きを良くし、自然治癒力を高める作用があるので、
支气管炎、下痢、消化不良、胃腸炎による下痢、熱中症による口渇、
低血圧によるめまいに作用があると言われています。
現代の研究では、
パイナップルはビタミン、16種類の天然ミネラル、
食物繊維が豊富な果物です。
ビタミンCはリンゴの5倍含まれており、抗酸化作用が強く、
タンパク質の消化吸収を促すパイナップル酵素と呼ばれる
タンパク質分解酵素(ブロメライン)が多いので、
血栓を予防する効果があります。
そのほか、糖質や脂質の代謝を促進するマンガンや、
むくみを緩和するカリウムも多く多く含まれています。
パイナップルの働きは、以下の通りです。
ダイエット
消化を促進する
代謝を高める
血液循環を促進する
便秘を緩和する
がんや心臓病などのリスクを軽減させる
免疫力を高める
抗炎症
美肌
疲労回復
パイナップルの酸味と甘味は、食欲をそそり、油っこい食事を中和します。
生でも加熱しても美味しく食べられます。
普段の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
注意事項
パイナップルはカリウムイオンが多く含まれているため、
腎臓病患者の摂取は控えてください。
タンパク質分解酵素(ブロメライン)のアレルギーを持っている方は、
パイナップルを食べた後にめまい、かゆみ、嘔吐、下痢などの
アレルギー反応が現れることがありますので、摂取を避けてください。
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