昨日深夜のこと。
やけにどこかで猫ちゃんが鳴いている声が聞こえる。
下に野良猫ちゃんがいるのかねえ、と、ロメを抱いてベランダに出て、しばらく外を見ていました。
すると我が家のベランダの端から、明らかに何かを訴えている「ミャオー」という鳴き声が・・
なんと、ファッサファサの猫ちゃんがお座り(ていうのかしら?)してました!
我が家はそこそこ高層階。
どういうこと?!と、大パニックになりました・・。
ひとまずロメを室内に入れ、窓を閉めて、
猫ちゃんと2人になりました。
猫ちゃん、明らかに困っている様子。
体をこすりつけて甘えてきます。
ファサファサの尻尾はぴーんと真上に。これはなんのサイン?!
一旦中に入ろうとすると、大急ぎで一緒に入ってこようとするではないですか。
散歩中に猫ちゃんを見かけると大興奮状態になるロメに会わせるのは危険すぎる・・
かといってベランダから下に落ちでもしたら大変。
入れてもらえそうにない、とわかった猫ちゃん、今度は防火扉の下からお隣に行ってしまいました。覗くと、悲しそうに腹這いになっている・・
見かねて、「だめだよ、そっち行ったら。おいで」と言ったら、戻ってきました!
(あんな僅かな隙間から出入りできることに衝撃)
時間はもう23時半。
我が家で朝まで預かりでもしたら、ロメは朝まで発狂大興奮必死。
1階の、24時間人が詰めてくれている防災センターに預かってもらうことにしました。
万が一連れて行くまでに逃してしまっては大変なので、ロメのクレートに入れることにしました。
猫ちゃんをしっかり抱いて室内へ・・
予想に反して、怖気付いて距離を保っていたロメは、勇気を出して近づいてきました。
この猫ちゃん、高齢なのか、おっとりさんなのか、ロメが近づいても全く威嚇せず。
下の写真の時だけ、そっと手を出してましたが、引っ掻いたりもしませんでした。
ロメばかりでなく、私も初めて抱いた猫ちゃんにメロメロに・・
完全に身を委ねてくれていました!
防災センターに向かうエレベーターの中では
ずっと私に向かってミャウミャウ訴えてました。
万が一飼い主さんが現れなかったら、、我が家に来てもらうしかないのか?などと今日一日考えていましたが、
残念!お迎えがきたそうです。
猫ちゃん、一晩防災センターでのお泊まり、不安だったろうな・・
飼い主さんの方はどれだけ心配してたかと思いきや、いないことに気づいていなかったそうです。
冷蔵庫から出してきたと思しき、エビスロング缶を6本もってクレートを返しにいらっしゃいました。
猫ちゃん、また気が向いたら遊びに来てくれていいんだよ!