ぴゅあ的な日常21 | 「ぴゅあ」

「ぴゅあ」

のんびりさん、ハイパーアクティブさん、こだわりさんなど(発達障害と呼ぶ人もいる)
個性的でピュアな天使を育てています。

ぴゅあっ子の子育ての中で感じたこと、思ったことをゆる~く書いていく"ぴゅあ的な日常"

 
今回は"伝える"です。

 

突然ですが、人と話す時は、

「どんな言葉で?」「どんな表情をする?」「どんな口調で?」「声の大きさは?」

などなど、相手に気を使って話す時なんかは、意識して伝えますが、

友人や家族と話す時なんかは、いちいち考えたりせずに話しますよね。

 

自分の気持ちを言葉にして、相手に伝える。

 

「伝える」事について、多くの方はそれほど意識しないで、

臨機応変にその都度、話し方を変えたりとか出来ちゃったりするものです。

 

が、出来ない人もいる。

アスペルガーちゃん達も、その中に入ります。

 

もちろん出来る方たちも沢山いらっしゃいます。

が、コミュニケーションが苦手な方も多く、日々頑張っておられるのです。

 

我が子ちゃんも苦手な人の中に入りますので、

質問されたりすると、

答えるまでに、ものすごーーーーく、時間が掛かる事がよくあります。

かしこまって聞かれると、もーーーーっとです。

 

えっ?質問が聞こえなかったの?

それとも、無視?

って思ってしまう程の、

無言の時間が長く続きます。

 

でも頭の中では、答えたい気持ちに合う言葉を、

一生懸命に考え、適切な言葉を選んでいるんです。

 

で、やっと出てきた言葉が、めっちゃ短かったり、、、。(T-T)

 

ラフな感じで、家族と話す時は、そうでもないんです。

でも、家族以外の方からの問い掛けには、

『真面目に、真摯に答えねば!!!』

と、言葉を真剣に選ぼうとします。

 

選んで、選んで、選んで、選んで、、、、、。

 

でも、やっと出た言葉だけじゃ、言葉足らずで伝わらない。

 

で、また質問される。

また選んで、選んで、選んで、選んで、、。

 

どうです?

 

想像しただけで疲れませんか?

 

おまけに表情も豊かではないので、更に伝わりにくい。

下手をすると、誤解されちゃうんです。

 

親としては、すっごく切ないです。

 

でもでも、親は先に居なくなっちゃうし。

 

時間を掛けて、少しでも自分の気持ちがちゃんと伝えられる様に、

経験値を上げ、伝え方を学ぶしかないんです。

 

なんて地道な道しかないのだろうか。。。。

近道は無いのです。

 

最近、とても大切な場面で、ある意味やらかした形となり、

気持ちと全然違うように受け取られてしまい、

希望が叶うことはありませんでした。

 

実際、その場に私もおりました。

が、その伝え方を客観視すると、

残念ながら、気持ちが伝わるような言い方には聞こえませんでした。

 

小さい子供だったら、親が通訳する事もありだと思います。

 

が、最悪の結果になったとしても、

今回は口出しはしないと決めておりました。

 

結果として、希望が叶うことはなかったという現実。

 

うううう、切ない。

 

でも、我が子自身が学ぶしかないのです。

親は、それを影で助けながらも、見守って行くしかないのです。

 

大きくなっても、やさしい・かわいい・愛しい我が子ちゃん。

 

ゆっくりでいい。

ゆっくり大人の階段を登っていこうね。

 

頑張れーーー!!!