ぴゅあ的な日常14 | 「ぴゅあ」

「ぴゅあ」

のんびりさん、ハイパーアクティブさん、こだわりさんなど(発達障害と呼ぶ人もいる)
個性的でピュアな天使を育てています。

ぴゅあっ子の子育ての中で感じたこと、出来事を、ゆる~く書いていく"ぴゅあ的な日常"

 

今回は、育つんですねえ~、、です。

 

 

寒くなってまいりました。

動くと汗ばむ日中と、朝晩の冷え込みで、

もう何を着ようかと悩む季節です。

 

特に冷え込んだ夜でした。

 

息子がパジャマにしているスエット上下を着て、

ホラホラ・・・と、言わんばかりに着ている事をアピールしてきます。

 

「おぉ!スエットにしたのねー。」

 

と声を掛けると、満足気にニヤッと笑い、部屋に戻って行きました。

 

 

部屋に居た主人と二人、もう嬉しくてニヤニヤが止まりません。

そして、「育つんだねぇ~」と、いう会話の後、

しみじみしてしまいました。

 

そして、「こんな事で、めっちゃ喜ぶ夫婦って、なかなかいないよねー。」

と、大爆笑!!

 

さぁ、なんの事やら、、、ですよね。

 

 

実は我が息子、気温の感じ方が鈍くてですね、

真冬でも半袖半ズボン、真夏でも長袖長ズボンを着る子でした。

冬は、体が氷のように冷たくなり、

夏は、顔がりんごのように真っ赤になり。

あぁ、このままじゃ死んじゃうよー。。。

と、心配で心配で。

 

生まれ落ちてから18年。

ずーーーーっと、言い続けてきました。

 

温度で服装を決めようとも思いましたが、

室内室外・動く動かないでも違いますし、

それがこだわりになっては生きにくいと思い、

 

これ位寒いと長袖。

これ位だと上着も着る。

半ズボンから長ズボンに変える。

雪だとジャンパー。

これ位だと、半袖。

肌着はやめてTシャツだけにする。

半ズボンに変える。

 

とにかく、気温を意識してもらい、

小さい時は、親が用意して、声を掛けながら。

大きくなってきたらは、間違っていたら着替える。

 

徹底してやってきました。

 

初めは何度も着替えるのが面倒で、

イライラしてました。

なんで!? 

イイじゃんこれで!!

 

時にはなだめ、

時には理由を伝え、

着替えてもらいました。

 

そして、今秋。

ついに!!!

 

「最近寒いんだよ~。」

 

と、言うようになり、スエットを自分で出してきて着たのでーーーす!!

ヤッターーー。爆  笑爆  笑

 

 

結果、寒いから服を厚手にしただけの話と言えばそうなのですが、

我が家にすれば、大朗報なのです。

 

大きくなる事で、感覚が育っただけかもしれません。

どんな理由でも良いのです。

育ったのですから。

 

音に敏感。

食べるものの味・食感に敏感。

触るものに、目にするものに、匂いに、、、。

 

生まれ持っての敏感や鈍さで、

生き辛い思いをされておられる方も多くおられると思います。

 

周りに比べて、「変わってるな~」と感じる事(人)がもしあった時には、

この事を思い出し、分かってあげてもらえたらな~。ニコニコ