ぴゅあっ子の子育ての中で感じたこと、出来事を、ゆる~く書いていく"ぴゅあ的な日常"
今回は、経験値です。
アスペっ子の息子とショッピングモールへお出掛け。
暇そうにしていたので、
「暇なら1Fの食料品売り場でアイスを2コ買って来て。」
と、お願いしたら、喜んで行ってくれました。
私は飲む感じのアイス、息子はカップアイス。
戻ってきて、アイスを渡しながらこう言った。
「スプーンって、言わないともらえないんだね。」
と、カップアイスを見せてきた。
母 「そうだね、自分で勝手に持って行ける店もあるし、言わないともらえない店もあるね。」
息子「そうなんだよ、袋に詰める台にあると思ったら無かったんだよ~。」
母 「じゃあ、もらって来ないと食べれないね。もらっておいでよ。」
息子「うん、分かった。」
。。。。。?? 今、アイスを手に持っていた様な、、、、(・_・;)
おいおい、万引きに間違えられないかな?
パニック起こして大暴れしないかな?
まぁ、そんときゃアナウンスで呼び出される覚悟だ!!
そしたら焦って戻ってきた。(まずは、ホっ)
息子「レシート頂戴、早く!早く!!とにかく早く!!」
しかしもうパニック状態。
母 「なんて言われたの?」
息子「なんでもいいから早く!!」
母 「待って落ち着いて。アイスを見せたのね?で、スプーンをお願いしたのね?」
息子「そうだよ。そしたらレシート見せてって。」
母 「でも、スプーンもらってるよね?」
息子「あなたの良心を信じます。って、くれたんだ! だから、見せに行かなくちゃ、、、。」
(話をして少し落ち着いたようなので、、、)
母 「分かったよ、見せておいで。」
戻った顔は、ホッとしていました。
が、アイスはもうドロドロ、、、。゚(T^T)゚。
どうもわざわざアイスを見せたのは、アイスを購入した者のみが、もらう権利があるから見せなければならない と思ったようで。
ドロドロのアイスを食べながら話しました。
母 「実は購入しなくても、スプーンやお箸は購入時にレジで、もしくは支払いが終わってからでも、レジの人に「ください」と言えばもらえるのです。購入してないと、ちょっと言いにくいとは思うけどね。」
息子「えー!買ってなくても!?」
母 「はい、大丈夫です。アイス1コで2本くださいも大丈夫です。10本下さい、、、は、ちょっとどうかとは思うけど。」
息子「へ~。」
母 「今回は買ったんだから、もう堂々と ください でOKです。」
①「まずは、購入時に ください と言う。」
②「袋に詰める台まで来て思い出したら、すぐにレジの人に ください と言う。」
③「売り場から離れてから思い出したら、アイスをカバンに入れて、手ぶらでレジの人に ください と言う。」
「これで、次回から大丈夫だね?」
息子「うん。」
スプーン事件、、、解決。(*^.^*)
人にどう思われるか、、、が、なかなか感じれなかったりする子達。
だから、人よりたくさんの失敗をします。
そして、自然に身に付く人達とは違い、しんどい思いを繰り返しながら、少しづつ経験値を上げていくしかないのです。
それでも、他(人)よりは低い階段を、他(人)よりも何回でも登り、同じ高さになるまで登っています。
登るペースは、他(人)よりは遅いかもしれないけれど。
周りは、何度もミスしてイラっとするでしょう。
それは当然、イラっとしますよ、人間ですもの。
イラっとしてから、思い出して下さい。
『そうだった、経験値を上げている最中なんだ。』
今回は、レジでスプーンをもらうという経験値を上げる事に成功した、息子なのでした。
頑張ったね、お疲れ様でしたーーー。v(^-^)v