なんだかすごい人と英会話オンラインレッスンをしてしまった。そんなことってある??ということだらけ、本当だったらものすごいことだ。

 

すごいことはあらかじめ知っていた。DMMの公式ホームページコラムに講師代表として出ていたからだ。この方は全盲の30歳代セルビア人男性だが、イタリアやフランス語などヨーロッパ言語ではあるが10か国語を話す。セルビアに住みながら、アメリカ政府のIT関連の仕事をオンラインでしているらしい。

 

ところが話をすると、なかなかびっくりだ。1日の平均睡眠時間は30分ほどで大丈夫だという。そんなことあるんかいな??つい最近は3日間寝てなくて、その前は2時間だけ寝たのだという。

 

忙しくて寝る暇もないというのとはわけが違う。こうやってオンライン講師やってるぐらいだから、そんなわけはない。子供のころからそうだったという。

 

寝る楽しみがないというのも残念ではあるけれど、寝ないでいいというのは時間がたっぷりあってうらやましいことだ。

 

この方、30年ぐらいアメリカで生まれ育ったとのこと。こんな子、日本にいるのかな??そうしたら異常児として扱われそうだ。幼稚園でも昼寝しなさいだったからねぇ。

 

そしてもう1点。国籍はアメリカと両親のいるセルビアの2つを持っているとのこと。このDMMでは国籍によって、料金の違うコースが分かれ、講師の給料も違う。

 

アメリカ国籍で登録すれば、先進国コース。セルビア国籍の3倍もらえる。ところが登録はセルビア国籍。

 

なんでわざわざ安い給料のほうを選ぶのか??というと、「生徒の授業料も3倍になってしまう。それではいろいろな人を助けられない」とのこと。

 

10か国語じゃべれるのも、これらの国の人たちを助けられるように、だとのこと。

 

寝る時間といい、安い給料のほうを選ぶことといい、信じられないことだらけ。それか自分の視野がものすごく狭く「人間は1日〇時間寝る時間が必要だ」だの「同じ仕事で安く働く人はいない」だの思っているだけかもしれない。

 

日本人に対しても、英語で日本の歴史を教えているのだという。例えば鎌倉幕府だとか。「ホウジョウマサコ」が、などと言い出して、???である。

 

とにかくこの人は天才なのだろう。狐につままれた思いもしながら、レッスンを終えた。