息子が小さいとき、プラレール集めにはまってしまった。はじめは、息子が熱中したのだが、僕に伝染し、僕の方がよりひどくなってしまった。
子供のおもちゃ、プラレールといっても馬鹿にすることなかれ。これも種類がわんさか出ていて、プレミアムがついて、通常2千円のものが1万円するものもあり、限定販売のものもあり、と大人の世界のもの顔負けだ。
予算の限りもあることながら、保管スペースの問題もあって、当然のごとく、次は何を買うか選ぶことになる。
で、自分は何を欲しいんだ??と考える。好きな電車??乗ったことのある電車??なじみのある電車??
でも、行きつく先はそうではなくて、あまりどこにでも売っていない電車(往々にして入手困難で、プレミアムがついているもの)に行きつく。
これはとても不思議な心理だ。プレミアムとか珍しいとか知らなければ、純粋に好きな電車、かっこいい電車を買おうとなる。例えば身近を走る常磐線の電車。このようなものは、トイザらスやイオン、どこにでも売っていてすぐに入手できて、さらに2割引きになっていることも多いから、安価に手に入る。
片や、プレミアム、入手困難のものは昔のものだったり、遠いところを走る電車だったりと、あまりなじみのない電車となる。ちょっと考えれば、「なんでこんな電車を高いお金をだしたり、苦労して手に入れるのか??」というものばっかりだ。
これから考えると、なにか僕の欲がひん曲がっているような気がしないでもない。ただ入手困難なものを欲しがる。そしたら手を入れたとたん、飽きるのだ。それって欲しいものっていうのだろうか??
一体何でこんなことになったのか??よく考えてみたい。