2023年8月8日
ハワイのマウイ島ラハイナにおきた大惨事。
かつてハワイの中心だったラハイナの街は山火事で大きな被害を受け、多くの人々を魅了した街がすっかり燃えてしまいました。
先日テレビで瓦礫となった街が改めて放映され、なんともいたたまれない氣持ちになりました。
山火事から広がったという今回の火事。
かつて、灼熱の太陽という意味の通り、猛烈に暑いこのラハイナの街で、大きな木陰を作ってくれたバニアンツリーも燃えてしまいました。
根は生きているとの情報は希望の光です。
これまで寄付や、そのための商品を購入などの形で、微力ながら、マウイ復興を祈り、応援を送らせていただいてきました。
この度、
とってもすてきな本が出版されました。
『マウイを巡る12の物語』リトルギフトブックス
クラウドファンディングで資金が集められ、ハワイに思いを寄せる人たちが寄稿するスタイルで、マウイへの愛が詰まった一冊。
出版社のコメントからは、単なる復興本の域に留まるのではなく、
「マウイ島を知ることができる本」として
後々も欲しくなるような一冊。
「マウイってこんなにすてきな島なんだよ」と
誰かにプレゼントしたくなるような一冊。
本の売り上げを寄付することで、永続的な復興支援を目指すプロジェクトにより完成した1冊。
以下はプロジェクトに携わった素晴らしい著者のみなさんです。
今井栄一（フリーランス・ライター＆エディター）
岩根 愛（写真家）
岡崎友子（オーシャンアスリート）
近藤純夫（エッセイスト、翻訳家、写真家）
笹尾としかず（イラストレーター、絵描き）
佐藤秀明（写真家）
高砂淳二（写真家）
永田さち子（ライター、編集者）
野口祐一（写真家）
東 理夫（作家、エッセイスト）
平川 亨（ハワイ研究者・日本ハワイ移民資料館リサーチアドバイザー）
宮澤 拓（写真家）
かつて、私自身もマウイのこんな本があったらいいなあ、と構想していたような、いや、それをはるかに凌ぐ素晴らしい本。
はからずも、火事によって世に出ることになったのですが、
マウイを愛する者として、ぜひお手にとっていただきたく、オススメ致します。
数々の美しい写真とともに、目や心にしっかりと焼きつけておきたい、マウイの魅力満載の本です。
ラハイナばかりではなく、イアオ、ハレアカラ、ハナなど、マウイの素晴らしい土地や、歴史などなど、宝物のような本です。
何とかして、再訪し、私も私の言葉でお伝えしたいと考えています。
ラハイナの街の復興にはまだまだ時間がかかると思いますが、太陽のように私の心を元氣にしてくれたラハイナという地、命の息吹を、与えてくれたマウイ、そして住民の方たちが、どうか1日も早く元氣を取り戻せるよう、心から祈ります。
