一歩の力
「幸せはいつも
じぶんのこころが決める」
相田みつを
碇 直人君
。
僕の格闘技スクールファイトネスの生徒さんです。
スクールでの印象はとても大人しい子だなというものだったのですが
そんな直人くんが被災地で何週間もボランティア活動をしていると聞いてびっくりしました。
現地で彼のボランティアチームに合流すると
一回りも二回りも逞しく頼もしく成長した
彼の姿がありました。
率先して自分が動き素晴らしいリーダーシップを発揮していました。
スクールでは僕が先生ですがこちらでは僕が生徒です。
彼からたくさん学び気づかされました。
直人くんは将来、人を導ける人になるんじゃないかな~。
大山峻護を応援してくれている方々は、ぜひ被災地で奮闘している碇直人くんの活動の応援も宜しくお願い致します(^-^)
今日も徹底的に泥出しでした。
開始30分で中は汗で外は泥でグショグショになりますが、、
慣れました!
人一倍の代謝なので汗で長靴の中もぐちょぐちょになりますが、、
慣れました!(^o^)/
二日目にして現場に馴染みまくっている自分が怖いです。。
歩く度にぐちょぐちょ音をさせながら
今日も独り暮らしのおばあちゃんの家の泥だしです。
異常な量のヘドロが家の周りを覆っているので出しても出しても終わりません。
永遠に終わりそうにない感覚にもなりますが
一歩、一歩と自分に言い聞かせながら作業を続けました。
どんなに小さな一歩でも確実に前に進んでいます。
その一歩の積み重ねが大きな成果を生み出します。
きっとすべての道につながっている事だと思います。
家の周りを包んでいたヘドロの山が嘘のように綺麗になっていきました。
おばあちゃんのありがとうね~の一言が
どんなに疲れていても内側から力を沸き上がらせてくれます。
それにしても、、
これの何十倍もの過酷な任務を何ヵ月も続けている
自衛隊の方々を心から尊敬します。。
いま僕のできることは
本当に小さな一歩ですが
その一歩が日本中から集まれば
ものすごい力を生み出すはずです。
現場はまだまだ人手が足りません。
現場にくることでテレビでは分からないたくさんのことを感じます。
東京では変わらない活気が戻りましたが
なんとなく現実から目を背けてしまっている違和感を感じることがあります。
おばあちゃん、すっごく悲しいはずなのに僕らに笑顔をくれました。
被災地の皆さん、立ち上がるために一生懸命戦っています。
今こそ
心をひとつにする時です。
今こそ
すべてを力に。
残りの日々も頑張ります。
ちなみにテントはくせになりそうなくらい快適です(^o^)