佐賀県/鳥栖市/福岡県

 

心ほぐれる子育てサロン

『親子labo.ガジュマル』

 

 

助産師母さんの

田中麻須美(たなかますみ)です。

 

 

子育て中のママと、妊婦さん

ほっと心ほぐれる場所を目指しています。

 

 

ほのぼのと15歳長女、12歳長男、

4歳次女を子育て中です。



 

いよいよ台風シーズンですが、

台風が来なくても、突然の大雨に見舞われたりで、

備えておかなければならない時期になりましたね。

 

 

 

備えるって言っても、

何年か前に買った避難グッズがあるし…

あ!賞味期限は大丈夫かな!

 

 

 

 

そう言えば子どもにも

釣り用のライフジャケットあったな…

一応使えるサイズか見ておこうかな。

 

 

↑ライフジャケットは、釣り好きの父との釣りのために
釣具店のセールで買ったものです。
緊急時の笛が全てのサイズに付いてます。

 

 

先日も我が家は避難グッズや非常食

のチェックをしましたが、一部に

賞味期限が迫っているものがありました!

 

 

 

 

皆さんは、定期的な避難グッズの点検

してますか?

 

 

 

 

今回は、以前投稿した記事で

 

 

『豪雨災害でライフラインが断たれた中、

私と長女(当時2歳)の2人っきりで1週間の

自宅避難生活を乗り切った』経験を元にお話します。

 

 

 

 

ゴーッという聞いたことの無いような低い音と、

メキメキと気が割れるような音、

確かに感じる地響き

 

 

『今の、何!?』

 

 

ママ友:「今すぐ外見て!!水に沈んでない?」

 

 

ママ友からの電話で

青ざめてカーテンを開けると、

すぐ近くの住宅まで浸水していて、

家の周囲に川が広がっている!

 

 

いや、ここは川じゃないけど…

 

 

 

「こんな短時間で?」と、

状況を把握するには早すぎるスピードで

どんどん変化していきました。

 

 

 

 

2010年10月20日 奄美豪雨災害 

一生忘れない災害です。

 

 

 

 

被災当時、私達一家は鹿児島県の奄美大島に

住んでいました。

↑転勤族で、初めての離島生活にドキドキしながらも、

たくさんのことを学んだ所で、今も大好きな場所です。

 

 

 

10月20日のたった一日で622mmの降水量で、

2日前の降り始めからの総雨量は800mmを超える

信じられない量でした。

 

 

 

 

 

実はこの雨で家の裏にあった駐車場は

土砂崩れで埋まってしまいました。

 


 

停電して水も出ず

エアコンも付かず、冷蔵庫も、

トイレも、お風呂も使えない。

 

 

 

 

 

道路もトンネルも土砂崩れで埋まってしまい

夫は職場に残ることに。

 

 


 

 

さて、この後私達親子がどうなったかというと?

 

 

 

 

 

少し高台だったのでそのまま家に待機し、

たまたま難を逃れました。

 

 



2歳の娘とたった2人での自宅避難生活の

はじまりです。


 


「なんとかこの子を守らないと…」

色んなことが頭を過りましたが、




そんな時、

もしもの時に備えておいた以下のものが、

避難生活を支えてくれました。

 

 

 


・防災グッズ

・ペットボトルの水(2ℓ×12本)

キャンプ用に買ったランタン

・非常用の携帯充電器と電池

・除菌ティッシュ

・赤ちゃん用おしりふき

・あらかじめお鍋やボールにためた水

・ライフジャケット

・その他(カセットコンロやうちわ、

    台風に備えて多めにストックしていた非常食など)

 

アパートやマンションなどの共同住宅では、停電中に

トイレに水を流すと、下の階のトイレで水が溢れるので、

災害用トイレを用意します。

震災の時は一軒家でもトイレは流すと危険です。

 

 


 まさか

非常食を食べる日が来るなんて…

 

 


 

倒木と土砂崩れで数日停電が続き、

断水はそれよりも長く続き、

娘と二人っきりの自宅での

長い長い自宅避難生活でした。

 

 

 

 

避難所に行こうとしても、道が川のようになって

危険だったので、「逃げ遅れた!」

と思っていました。

 

 

 

 


避難の開始時期がもっと早ければ、

避難先の選択肢がもっと多かったかもしれません。

 

 


 

さて、妊婦さんや幼い子どもがいる私達は

いつ避難?

どこに避難?

 

 

避難先は避難所だけではないことも、

知ってますか?

 

 

 

え?知らん!?

という方は、必見です^^

 

 

 

 

 

まず、いつ避難するか・・・

 

 

 

赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭では

避難のタイミングが早まります。

 

 

 

ニュースなどで、よく洪水、土砂災害、高潮などの

避難情報や防災気象情報が流れますよね。

 

内閣府(防災担当)『避難情報に関するガイドライン』(令和3年改訂)より

 

この基準では、子どもや赤ちゃんがいる家庭

そして妊婦さんが避難するのは、

警戒レベル4「非難指示」ではありません。

 

 

そのの段階の

 

警戒レベル3「高齢者等避難」

 

が発令された時点で避難を開始します。

↑準備はさらにもっと前!

 

 

 

「高齢者等」と書いてあるので、

子どもと大人はまだだろうと

思ってしまいますよね。

 

 

 

 

実はここが落とし穴

 

 

 

 

小さなお子さん妊婦さんそして、

避難に時間のかかる方がいるご家庭は

 

 

警戒レベル3避難を始めます。

 

 

 

この、「高齢者」と含みを持たせてあるのは

避難に時間がかかる可能性がある人全てが

避難を開始する時期という意味なんです。

 

 

 

 

私達親子がいざ避難しようとしたときは

子ども不安恐怖でぐずったり、

妊娠中で素早く行動できなかったりで、

 

 

 

 

なかなか準備がスムーズに進みませんでした。

 

 

 

そうこうしている間に、

すぐに警戒レベルが上がって、

避難所に行く道も「危険」になって

しまいました。

 

 

 

 

災害が起こった時は、私たちの予想よりも

はるかに早く状況が変化しました。

 

 

 

実は、

確認しておくだけで命が助かるかもしれない

ことがあります!

 

 

 

『避難行動判定フロー』です。

 

 

 

これは、ハザードマップと併せて確認することで

地域や住宅の条件なども考えて適切な避難先を判断

出来るようにしたものです。




私はLINEに登録しています。

↑後ほどまたご紹介しますね。

 

 

 

始めて見る方も多いかもしれませんが、

台風や豪雨災害が起こる前にぜひやってみて

くださいね。

 

 

 

 

これで、台風や豪雨の時に

ご自身がどのタイミングで避難すべきか、

どこに避難すべきかがおおよそ分かります。

 

 

 

 

マンションの高層階や、

山間部にお住まいの方も、

状況によっては早めに避難所へ

移動しておかないと危険なことも考えられます。

 

 

 

一方で、避難所に避難するよりも、

自宅にとどまった方が安全・快適に

過ごせる場合もあります。

※全例ではありませんのでご注意下さい。

 

 

 

 

乳幼児がいる御家庭は、

子どもの泣き声などが気になって

 

 

避難所へ行くことを

躊躇することがあるかもしれません。

 

 

しかし、

まずは命を守ることが最優先です。

 

 

 

事前に親族や知人と相談しておくと、

そちらのお宅に身を寄せることができる場合は

選択肢が増えます。

 

 

 

それでも人の目が気になる場合は、

一時的にホテルに泊まるという手段

もあります。

 

 

 

一方で、避難所の開設の仕方にも工夫が

され始めていて、

 

 

 

お子様連れのご家族で希望される場合は

音楽室に避難出来るようにしてあったり、

 

 

 

 

より過ごしやすいように

仕切りがしてあるなどの配慮がある場合もあります。

 

 

 

そうでなくても、人数の少ない避難所だと

さほど気にならなかったという場合もあります。

 

 

災害は、

いつ誰の身に起こるか分からないので、

 

 

事前に備えておくことで

少しでも安心して過ごせますし、

助かる命もあります。

 

 

 

 

 

私の地元熊本は、

2016年4月16日最大震度7を記録した

熊本地震で実家も半壊しました。

 

 

 

 

事前に耐震強度を上げる工事をしていたため、

なんとか半壊で済み、小さな工事だけで

その後も住み続けることが出来ました。

 

 

 

 

 災害は、予測できないからこそ

事前の備えや対策がとても大切だ

ということを、身をもって感じました。

 

 

 

 

すでに災害が起こって、

辛い思いをされている方もいます。

 

 

 

 

台風では、風が強くなってからでは

避難が出来なくなりますので、

台風が来る前に対策が必要です。

 

 

 

 

避難具と避難先のチェック、

してみて下さいね!

 

※『避難行動判定フロー』は、LINE公式アカウント「内閣府防災

というアカウントを登録すると簡単に確認できます。

なお、アカウントの具体的な操作方法や不具合については

LINE株式会社へお問い合わせください。

 

  


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台風シーズンなので、今のうちに

避難具と避難場所をチェックしておきましょう。





台風が来る時は、大規模停電に備えて

ガソリンを満タンにしておくと安心ですね。





ちなみに、

釣りの時に頭につけるライトは、

停電の時にすごく役に立ちました!




ライトを使いながらも、

子どもを抱っこできました!




 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。




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