親子に寄り添う薬剤師
こんにちわ
本日もかわらず調剤薬局業務に勤しんでいます
先日のお話しです
薬局に赤ちゃん連れのお母さんが処方箋をもってやってきました
新患さん
処方箋の内容を確認すると…
結構病んでいるのかなと…
(処方箋には患者さんの体調や診断名などありません
薬剤師は処方内容のみをみて判断します)
新患問診票では薬を飲むのは初めてであると書いています
産後うつの可能性大
薬の準備をする間もお母さんは一点をずーっと無表情でみつめ立ち尽くしている…
抱っこ紐の中の赤ちゃんは寝ているのか?おとなしく
投薬中も話をきいているのかどうなのか…
もちろん出ている薬は授乳中は飲めない薬
今は授乳していないと聞き取りをしたけど
まだ授乳が必要な時期
すでにしていないということは何か事情があるのか
ただ単にミルク育児に切り替えたかっただけかもしれない
何かほかにも理由があるのかもしれませんが、
いろいろ考えてしまいます
夜眠れないようで睡眠薬がでているけど
結構作用時間の長い睡眠薬で
まだまだ夜中起きるだろう赤ちゃんのお世話は大丈夫なのか…
頓服ででている薬は
用法がイライラしたときだと…
お母さん大丈夫???
私はお母さんのこころも赤ちゃんのことも全部心配になりました
育児は楽しいだけではありません
このお母さんは誰にも頼ることができないのか…
ただの薬局薬剤師
そこにいっぽ踏み込むことは難しく…
とてもやるせない気持ちになりました・・・
こういう活動をしていますと
名刺を渡せばよかったのか
それがまた負担にならないか…
いろいろ考えた一日でした
次回来るときは少しでもお母さんの気持ちが晴れていますように