こんにちは。
おやこ遊育らぼ 井本です。
「人の話を聞く」
小さな子どもにとってこれはとっても難しいことです。
でも、この先、いろんなことを学んでいく過程で、とっても大事な要素の一つです。
じゃあ、今、私たち親は何ができるのか。
子どもの聞く力を育てる3つのポイントがこちらです。
①注意を向け続ける力をつける
②話し手や物事に興味を向けられる
③「人が話をしている時は聞く」というルールを理解する
1つづつ見ていきましょう。
①注意を向け続ける力をつけるために工夫してみよう
話をする相手に注意を向けられないと、聞くことは難しいです。
ですので、この土台を育むために、子どもが注意を向けやすい話し方を心がけます。
例えば、短く、簡潔に伝えること。
長くだらだらと話してしまうと、集中力が切れてなかなこちらを向いてもらえません。
②話し手や物事に興味を向けられるように工夫してみよう
自分が好きなもの、好きな人に対して興味を向けることができるので、そんな体験を増やします。
例えば、絵本の読み聞かせ。
聞く力がないと本の内容が頭に入ってきませんので、楽しみながら自然に聞く力を育むことができます。
楽しく簡単にできて、なおかつ続けやすいのでお勧めです。
③「人が話をしている時は聞く」というルールを伝え続けよう
日々会話を繰りかえしていく中で身に着けていきます。
会話のキャッチボールが楽しいと思えるようなかかわり方がおすすめです。
例えば、「お母さん、階段降りるの楽しいね」と言われたら、「そうだね、階段降りるの楽しいよね」といった風に子どもの言葉をそのまま返します。
すると、「あ、お母さんが私の言うことちゃんと聞いてくれてる、うれしい!もっと話そう」となります。
会話をするには人の話を聞くことは避けて通れないので、これを繰り返すことで自然と身についてゆくといった具合です。
こんな風に、日々の生活で、無理のない範囲で少しづつ「聞く力」を育てることができます。
「聞きなさい!」など言葉で伝えるより、親がお手本を示したり、楽しく身につく方法をとると続けやすくて良いと思います。
今回は、
・注意を向け続ける力
・話し手や物事に興味を向ける力
・「人が話をしている時は聞く」というルールの理解
を日々少しづつ、繰り返し育むことが聞く力を育てる3つのポイントですというお話でした。
ぜひ試してみてくださいね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。