こんにちは。
おやこ遊育らぼ 井本です。
ご覧いただきありがとうございます。
東京目黒区で0~3歳対象のぐちゃぐちゃ遊びの親子教室とプレママやママ向け講座開講中です。
今回はこちら。
子どもへの教え方のコツについては前回お伝えしました。
あなたも、コツについてはなんとなくお分かりいただけたかなと思います。
では、実際にはどんなところに気を付けてやっていったらいいのかな?に焦点を当ててみます。
つまり、「やり方を見せる」時のポイント!
モンテッソーリ教育で、やり方を見せることを
提示
というのですが、そのやり方についてご説明します。
・言葉は最小限!動作で教えます
子どもに提示をするときは、ゆっくりとしたスピード(大人の動きより8倍遅く)で、言葉は最小限にとどめ、なるべく動作を見せます。
これは、耳と目に注意が分散され、理解力が半減するためです。
手を動かしながら、「ここをこーして、あーして、こーなるんだよ!」と教えても、子どもは理解できないんです。
びっくり!ですよね?私はこれを知る前、ずっと説明しながら教えていました。
もちろん、子どもは理解してくれないことが続きました。理由を知ると納得しませんか?
・決して怒らず、訂正せず、何度も正しいやり方を見せます
提示をどんなにうまくしても、1回でできることなんてまずありません。ほとんどが何度も何度も何度も、失敗を繰り返しながらできるようになっていきます。
この時、怒りません。「もー、何度同じこと言わせるのよ!」言いたくなります。お子さんを信じて我慢、我慢!なんです。
訂正もしないんです。「だから、違うよ!ここをこーしてあーして」これも言いたくなります。だって違うんだもん、正しいことを教えたい!
でも、とりあえず最後までできないまま、間違えたままやらせて、そののち、再度正しいことを提示して見せます。何度も。
もう、書いていると、子どもができるようになるまで見守る大人って、すごい忍耐力が必要な感じがしてしまいますね。
でも、これを乗り越えて、「自分でできた!!」を実感した子どものキラキラ笑顔は何とも言えずめんこい(可愛い)のです。
そして、その次も自分でやってみよう!挑戦したい!という意欲を育てます。
大変なんですけどね。。。
ついつい口と手が出てしまいますよね。もちろん、その子を助けたい一心で。私もそうです。
ですので、できるところから、できる範囲で♪
ここで、モンテッソーリの子どもたちへ鼻のかみ方を教え方をご紹介します。
提示の仕方の例です。
①紙をひろげ、、手の上にかける
②鼻にあてる
③右と、左と分けて、片方づつかむ
④かんだろころを包み込む
⑤包み込んだのを確かめてから捨てる
これを8倍遅いスピードで。
うーん、考えただけで難しそうですね。
でも、これが子どもにとってはわかりやすいんです。
提示のポイントでもあるゆっくりとした動き。
何でそんなにゆっくりやらなくちゃいけないのか?と思うかもしれません。
あなたは、小さい子どもがほうきで床を掃くところを見たことがありますか?
その動きって、だいたい、ものすごいスピードでほうきを左右に動かして掃いていませんか?
そんなんじゃゴミ集められないでしょっっていうくらい。
これはなぜか。
子どもは大人の行動を本当によく見ています。
大人が玄関や道をほうきで掃くのを見ていて真似しているんです。
ということは、子どもには大人の行動がそういう風に、高速で左右に動かしているように見えるという事。
だから、ゆっくりやって示すことが必要なんです!
ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室でも、ゆっくり、子どもが目で追いやすいようにやり方を示します。
だから、子どもたちも食いつきがいいし、活動に取り掛かることができます♪
提示は言葉より動き!常にゆっくりを心がける!
もしよかったら試してみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
☆おやこ遊育らぼ井本綾プロフィール☆
目黒区でぐちゃぐちゃ遊びの親子教室「おやこ遊育らぼ」主宰しています。
オンライン講座では、乳幼児の遊びと教育を中心にご家庭の方針に寄り沿った育児方法をお伝えしています。
おうちで気軽にできるモンテッソーリ教育やたとえワンオペでも自分らしく楽しい育児をサポートします。