こんにちは。
日本乳幼児遊び教育協会
ぐちゃぐちゃ遊び認定講師のあやです。
ご覧いただきありがとうございます。
東京目黒区でぐちゃぐちゃ遊びの親子教室を開講予定です。
前回は「ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室 他とはここが違う!!」についてお伝えしました。
https://ameblo.jp/oyakodeasobu/entry-12504395549.html
今回は「子どものやりたいはチャンス!!」についてお伝えします。
突然ですが、皆さん子育てをしていてこんな経験ありませんか?
以下すべて子ども(3歳くらいまでの子ども)の行動です。
・テッシュを出す
・絵本をちぎる
・洋服などなんでも引っ張り出す
・自転車のペダルをまわす
・なんでも投げる、落とす
こんな行動を目の当たりにすると、
「また、イタズラして・・・」
「もう、何回同じことするの」
「やめてっていったのに・・・」
などなどこんな思いをされたことはないでしょうか。私はたくさんありました。
でも、ちょっと待ってください!!
それ、本当にイタズラなんでしょうか??
違うかもしれないんです。
なぜなら、
子どもの行動には全て意味があるから。
皆さん、敏感期って耳にされたことはありますか?
モンテッソーリ教育で敏感期とは、
ある時期に、子どもが熱中・執着するもの。能力獲得のために与えられた発達課題。
のことを言います。
つまり、子どもの行動は発達を遂げる為に必要なものなんです。
例えば、上記の例でいうと
0~3歳の時期は粗大運動の敏感期です。
(ほかにも敏感期が重なる時期ではありますが、そのうちの一つが粗大運動)
粗大運動とは、胴体や手足の筋肉の協調を必要とし、姿勢や移動などに関する全身を用いた運動のこと。
だから手や肩を動かす動作を全身を使って行います。投げたり、引っ張ったりもこれにあたります。
他にも、寝返り、ハイハイ、歩く、走る、ジャンプなども粗大運動です。
とはいっても、大人にはイタズラに見えるし、何でそんなこと何度もやるの?と思ってしまいます。
もし、そう感じたときは「それ本当にイタズラなのかな?」と考え、子どもの動きを観察してみてください。(危険な場合は除く)
そこには、ひたすら集中している何かがあるかもしれません。
敏感期に獲得すべき課題はその時期を逃してしまうと、のちに習得するのが大変な労力がいります。
だから、
子どもが「やりたい!」と思ったときが発達のチャンスなんです。
なぜなら、子どもの「やりたい!」は敏感期のサインでもあり、たくさん活動して課題をクリアし発達を遂げていくからです。
皆さんも、自分のお子さんが今興味を持っていること、はまっていること思い当たりませんか?
でも、イタズラかに見える行動、やってほしくないことだってありますよね。
そんな時はどうすればよいのでしょうか?
一つ解決策として、
「ほかの活動を用意する」ことです。
例えば、ごはん中に食べ物を投げてしまう時。
食べ物は投げてはいけないので、そこはきちんと伝えます。
そのうえで、投げだしたら食事は終わりにします。
投げてもいいおもちゃを渡し、投げたいときはこれを投げてねと伝えます。
ようは、やってもいい環境を用意することです。
ぐちゃぐちゃ遊びもその一つです。
破ったり、投げたり。
子どものやりたいを叶えます!
皆さんのお子さんは何に集中していますか?
次回は「学力は読書量で決まる!?」についてお伝えします。
https://ameblo.jp/oyakodeasobu/entry-12506080510.html
最後までご覧いただきありがとうございました。
今日もみなさんが笑顔で過ごせますように。