こんにちは、あやです。
ご覧いただきありがとうございます。
前回は「乳幼児期に育てたい知・徳・体とは?」についてお伝えしました。
https://ameblo.jp/oyakodeasobu/entry-12490993729.html
今回は「子どもの成長サイクル」についてお伝えします。
体の成長ではなく、意欲・やる気の面。
子どもの成長にはサイクルがあります。
プラスのサイクルであれば、どんどん良い方向に進んでいきます!
逆にマイナスのサイクルであれば、後退してしまう可能性が高くなります。
サイクルなので、どこがスタートというよりは、すべてが繋がっていると考えて読み進めていただけると嬉しいです^_^
ではさっそく。
【子どもの成長のプラスサイクル】
意欲・興味関心(提示・導入)
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集中
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完了(達成感・満足感)
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能力の取得、意欲の向上
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自己選択(選択の自由)
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意欲・興味関心(提示・導入)に戻る
こんな感じです。
サイクルなので、どこかが遮断されると繋がらなくなります。
ポイントとしては、
子どもが自分の選んですることを、手を出さず見守る
ことです。
具体的にはどういうことなんでしょうか。
例えば、階段を上ること。
親が階段の上り方を見せる
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子どもが階段を上ってみたいと思い行動する
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時間はかかるが自分のできる範囲で、できるところまで登る
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自分でできたという達成感と満足感を得る
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階段を上るという能力の獲得、また上りたいといういう意欲の向上
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親は上り方を見せる
歩き始めて、ママやパパが階段を上り下りすると子どもは興味を示してくると思います。
ママやパパの行動を見て興味・意欲がわくんです。
子どもの発達にとって「意欲」はとても大事!
子どもが上りたいといったら、危険のない範囲でやらせてあげます。
すると、一生懸命集中して上ります。ここは1段だけかもしれないし、全部挑戦するかもしれません。
たとえ一段だけだとしても、自分でできた!という達成感や満足感が得られます。
階段を上ることができるようになり、次もまたやりたいと感じるようになります。
おそらく、初めて上るときは、とてもスピードがおそかったり、思わず手を出したくなる感じだと思います。
もちろん、危険な階段や人の流れが多いなど危険なときはできませんし、危ないときは支えます。
安全確保は最優先です。
でもそうでないときは、いつでも支えられるような態勢をとり見守ってあげてください。
大人は見守る、待つ
もポイントです^_^
階段だけでなく、いろんなことに共通します。
子どもは興味関心から自分で選んだものを、自分の好きなように行うことで集中して行い達成感や満足感を得ます。
そして、できた!と思う事が次の行動への意欲や興味関心につながるんです。
ですので、ママやパパは
選択肢は提示しながら、子どもの力が伸びるのを信じて、子どもがやりだすまで待つこと
をぜひ、してあげてほしいんです。
では、マイナスサイクルってどんなのでしょうか?
「子どもの成長のマイナスサイクル」
興味関心が持てない
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強制・支持待ち
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集中できない・注意散漫
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未完了(不満足・不快感)
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自信喪失・意欲の低下
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興味関心が持てないに戻る
こんな感じです。
子どもを信じきれなくて、子どもの行動を待てずに、親が代わりにやってしまうことです。
先ほどの階段の例えでいうと、
階段を上りたいと意欲を見せ
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まだ早いからダメと上らせない
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上りたいのにできなかったという気持ちが残る
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自分は挑戦させてもらえない、ダメなんだと感じてしまう
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もう登らなくていいやと思ってしまう
せっかく子どもが興味を示して成長のチャンスがあっても大人が信じて待ってあげることができなければ成長の芽を摘んでしまいます。
急な階段だったり危険な場合や急いでいて待てない場合などは除きますが。
子どもの成長のプラスサイクルがうまくまわるようにするには、
大人は選択肢や興味関心をもてるような環境を用意して、
うちの子は伸びる!と子どもの力を信じて子どもがやりだすまで待つ。
子どもがやりたい!と思ったらできる限り見守る
ことです。
できる範囲で、できるところからできればいいなと思います。
みなさんはどう考えますか?
次回は「シュタイナー教育」についてお伝えします。
https://ameblo.jp/oyakodeasobu/entry-12492292435.html
最後までご覧いただきありがとうございました。
今日もみなさんが笑顔で過ごせますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。