心配ごと多めの子が楽しく小学校生活を送れるOnly1レッスン
小学校教員のかおりです。
 

 

 

【お悩み】

子どもの言葉遣いが悪くなってきました②

 

 

 

小学生ママとお話していると

 

 

 

「小学校に入ってから、

 言葉遣いが悪くなってきて・・・。

 どこでこんな言葉を覚えてくるのかしら?」

 

 

 

というようなことをよく耳にします。

 

 

 

言葉は、人の心と心を繋ぐ大切なものです。

 

 

 

言葉は気持ちを表すだけでなく、

その人の人柄も表します。

 

 

 

自分の子どもには、

 

 

 

正しい言葉

丁寧な言葉

気持ちのよい言葉

美しい言葉

 

 

 

を使えるようになってほしいですよね。

 

 

 

 

今日は、

子どもがあたりまえのように

気持ちのよい言葉を使うためのポイントを

お伝えさせていただきます。

 

 

 

とても大切なのが

 

 

言語環境をととのえること

 

 

 

子どもは、好奇心旺盛です。

耳に入ってきた言葉は、

なんだろう?って気になったら

深く考えずに真似をします。

 

 

 

だから

テレビ、YouTube、ゲームは

子どもが見るのにふさわしいものかどうか

お子さんが小さいうちは

お家の方が気を付けて見ておく必要があります。

 

 

 

とはいっても、

小学生くらいになると

一人で見ることも増えてきて

親の管理が行き届かなくなってくる

ことも現実です。

 

 

 

また、

小学校入学によりお友達関係が広がるので

友達が使っている言葉を真似して使う

ということも多くあります。

 

 

 

 

 

 

 

それでも、できるだけ

気持ちのよい言葉を使える子になってほしい。

そんな方にとても有効なのは、

 

 

 

パパママが

気持ちのよい言葉遣いを心掛けること

 

 

 

小さいときに1番多くお子さんと接するのは、

パパやママです。

 

 

 

大好きなパパやママが発する言葉は、

お子さんの言葉となっていきます。

 

 

 

口調が似たり、口癖が一緒だったりするのは

そのためです。

 

 

 

家庭での会話は毎日のことですから

毎日聞き続けている言葉は、

子どもの「あたりまえ」になります。

 

 

 

ここで大事なのは、

ただ「言葉遣いに気を付けている」ことではなく、

「言葉を大切にしようとする姿勢が子どもに伝わる」

ということです。

 

 

 

5歳頃にもなれば、

「言葉は、人の心と心を繋ぐ大切なもの。

 だから、〇〇ちゃんには

 気持ちのよい言葉を使ってほしいと思っているよ。」

 

 

 

と、言葉に出して伝えていくこともおすすめです。

 

 

 

ご両親がいつも気持ちのよい言葉を使っていたら

この言葉がまっすぐお子さんの心に届きますよね。

 

 

 

大きくなって、

親の管理が必要でなくなったとき

自分で考え、判断し、行動するようになったときにも

 

 

 

言葉を選ぶ大切な判断基準となります。

 

 

 

 

 

 

 

実は、

私たち教員も

言葉を整えるようにと教えられます。

 

 

 

長い時間子どもたちと接する仕事なので、

先生の言葉遣いが

子どもたちの言葉に影響するからです。

 

 

 

先生が言葉の大切さを意識して伝えているクラスと

そうでないクラスでは、

子どもたちが使う言葉や雰囲気に違いがある

と感じます。

 

 

 

学校の先生が意識するだけでこれだけ変わるなら

パパママが意識して言葉を整え

大切さを子どもたちに伝えていったら

子どもの言葉と心は

もっともっと整っていくはずです。

 

 

 

今日のお話が

少しでも参考になりましたら嬉しいです。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。