親子わくわくレッスン 講師のかおりです。
もうすぐ小学生なのに、ひらがなが読めない。
お友達は手紙のやりとりをしているのに、
うちの子は書こうとしない。
大丈夫かな・・・
というお悩みをよく聞きます。
そこで、
小学校教員16年、
小1担任6回の経験を元に
ひらがなを書けるようにするためにはどうしたらよいか?
ということをお話していきます。
ひらがなを書けるようになるためには、
3つのステップが必要です。
①ひらがなに興味をもつ
②ひらがなを読みたくなる
③ひらがなを書きたくなる
今日は、
①ひらがなに興味をもつ
について、詳しく書かせていただきますね。
小学校教員の立場から言いますと、
入学したときにひらがなの読み書きができないと
いけないわけではありません。
読み書きできない前提で、
毎日1文字ずつ勉強していくからです。
ただ、
ひらがなに興味をもっていてほしいとは思います。
なぜなら、
興味がないことには、覚えられないからです。
例えば、
私は、ハリーポッターが大好きなので、
登場人物やお話の内容は、ばっちりです。
大好きすぎて、全巻10回以上は読んでいます。
(一緒の方、いらっしゃったら嬉しいです♡)
このおもしろさを共有したい!と思い、
DVDを借りてきて、夫に見せてみました。
が、登場人物が多すぎて・・・
よく分からなかったそうです(^^;
いや、こうなることを予想して、
お話のあらすじと登場人物について
事前にレクチャーしていたにも関わらず!
なぜ、こうなったのか。
それは、
夫はハリーポッターに興味がなかったから。
興味がないものを見せられても、
頭に入ってこないんですね。
子どもも同じ。
興味がないものを習ったって
頭には入ってきません。
小学生になったから覚えられる!
というものではないのです。
そこで、
ひらがなに興味をもってもらうために
おすすめの方法を、今回3つお伝えします!
1つ目が
<絵本の読み聞かせ>
これ、とてもおすすめです!!!
お膝にのせて、絵と文字が一緒に目に入るようにして
読んであげましょう。
気に入った本は何度でも読んでほしいですし、
気に入ったページも何度でも読んであげて下さい。
暗唱するくらいになると、
「ぼくが読んであげるね。」
と、文字に興味を示すようになります。
2つ目が
<ひらがな表を貼る>
目につくところに貼っておきましょう。
子どもが生まれる前は、
効果あるのかな?
と半信半疑だったのですが、
めっちゃ効果あります!!!
うちの子も、なんだろう?って
よく見ていました。
文字だけでなく、
絵が一緒にかいてあるものがおすすめです。
「きりんさんはどれでしょう?」
とクイズを出して遊ぶのも、いいですね。
3つ目が
<文字を読む姿を見せる>
子どもって、大人のすることに興味があります。
「ホットケーキの作り方は~」
と、袋に書かれている説明を読む姿
を見せてあげて下さい。
すると、
ママが見ているのは何だろう。
あそこを見るとホットケーキが作れるみたいだぞ。
というように、
読むといいことがあると感じるようになります。
これが、読むことに興味をもつ第一歩です。
今日は、
ひらがなを書けるようになるための3つのステップ
①ひらがなに興味をもつ
について、お話をしました。
次回は、
②ひらがなを読みたくなる
について書いていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。