拾はれる風景、短歌のある風景 -2ページ目

拾はれる風景、短歌のある風景

人生は拾はれる、独り舞台の物語。いつも、どこにゐても短歌の風景としての世界を切り取ってみよう。

さまざまに生きさまざまにはぐくもる三十一文字に女を載せる
惑はざる歳に惑ひて悔やみごと子を一人でも生せば良かろに
蒼き日になまじの才の啓かれて性を卑下しつ春は過ぎたり