お疲れ様です。お久しぶりです。

皆様どうお過ごしでしょうか。


我が家に大きな変化はありません。

ただちょっと...速度が増しているでしょうか。

何って、息子の学習リズムのことです。


やっぱり鉄緑会と学校のカリキュラムが濃くなってますから、より一層取捨選択が求められる訳です。


例えば、鉄緑会で選択している授業全てに、馬鹿正直に出席するのはちょっと考えものですよね。


特に当方都内在住じゃございませんで...。まあ疲れちゃうしパフォーマンス低下につながりますし、何より感染症など体調を崩すリスクが高くなります。


化学は行くけど物理は動画でよくね? 今週数Ⅲも動画でよくね? みたいな感じで日々過ごしております。


いいんですいいんです。続けなきゃ意味ないんですから。これで成績が落ちたとしてもそれが実力ってもんです。



さてさて。

今年も保護者会行って参りました。

いやー相変わらず緊張感ありました。


体育館でやる全体集会みたいなのと、各教室でやるクラス会みたいなのがあるんですよね。これって何処も同じなんでしょうか。


まあ全体会は予想通り。

校長の挨拶から始まって、受験への心構え、進学実績、校外学習や修学旅行についてなんかを先生が喋って、最後に担任と副担任の自己紹介。


どの先生もやっぱり喋り慣れてるなぁって印象が強かったです。それなりに楽しめました。


ただ...隣に座ったパパの腕に巻かれていた数珠ブレスレットは気になりましたけどね。眉間に皺をよせて足組んで偉そうにプリントめくってましたよ...。


なんなんですかね、あの人達って。「お前が学校を評価してる場合じゃないぞ、お前の息子がどう勉強するかだからな」って言ってやりたくなりました。



すみません、脱線しました。


問題はクラス会の方です。何故って、もちろんPTAの役員決めがあるからです。


今年は計4名でした。


クラス委員1名。

広報委員1名。

厚生委員1名。

文化委員1名。


役員決めは最後です。その前に、現在の生徒達の様子や受験に向けての経験談を担任の先生が話してくれました。ちょっと身が引き締まります。


さらに親全員が自己紹介。

パパは自分含めて3人。


誰が誰だか最後まで分かりませんでしたが、色んな生徒さんがいるってことは分かりました。


ゲームだったり、部活だったり、音楽だったり、みんな様々なことやってるだなぁと素直に思ったり。


しかし頑なに勉強面に全く触れないのは毎度のことなんですよねぇ。自分は現在塾と学校の比重を試行錯誤中って素直に言ったんですけどね。



さてさて。

遂に今年の役員決めです。


担任の先生が我々保護者の顔を見渡して言います。


「今回はこの4名を決めていきたいと思います」


「どうでしょう。何方かいらっしゃいませんか」


「どの役員でもかまいません」


敢えて顔は先生に向けて、微笑を口元に浮かべ、でも決して挙手はしない。


頼む。誰でもいいから頼む。


しかし沈黙が支配する教室。

誰も手を挙げません...。


3分以上が経過したでしょうか。

正直追い詰められました。

仕方ない...。簡単な文化委員なら...。

そう思った瞬間。


「文化委員で」


左隣のママが手を挙げました。


「はい。では○○さん、文化委員ですね」


全員拍手。


やられた...。あとはめんどくさいヤツしか残ってねぇ...。


実際その後はまさに地獄でした。

いやいや10分間の沈黙はマジでツライ。

他のクラスから笑い声や拍手が聞こえてきます。


冷汗、動悸、焦燥感。

全てがピークに達してしまいました。


よし。覚悟を決めよう。

「...すみまーー」


口を開いたつもりだったんです。でもそれが周りに聞こえることはありませんでした。


何故なら、真の勇者3名が降臨したからです。


ビシッと伸びた3人の手がそこにはありました。


「私達、協力し合ってやろうと思います」


仲の良いママ友さん達なのでしょう。

表情には諦めも見受けられました。

それでも口調はハッキリとしていました。


溢れんばかりの拍手が教室に鳴り響きました。

勇者達に対する敬意そのものの拍手です。



あとのことは良く覚えていません。

クラスLINE参加も、話そうと思っていたママを探すことも、すっかり忘れて気がつけば駅に向かって歩く自分がいました。


奥様フォローでそれらはどうにかなったんですが、それはまた別のお話...。



中学受験(2020)総括記事はこちらです。

前泊ホテル、移動手段、具体的な現場でのやり取りにも触れておりますのでご参考ください。

※ご覚悟のある方や天才児の御両親は是非。