もう大学受験で書くことはありません。

既に新生活に向けて動き始めています。
スーツを買ったりパソコンを買ったり。
本を読んだりもしています。

今、如何に幼少期からの積み重ねが大事だったかを痛感しているんで、最後の最後に思い出の写真を掲載しておこうと思います。何の役にも立たない記事でごめんなさい。

泉岳寺。幼児教育時代。全てはここから始まったんです。勉強と考えることの楽しさを教えてくれた、最初の恩師K子先生に感謝です。


小学校低学年。四則演算の徹底。奥様と息子のマンツーマン授業。これが次の基礎になっています。二人ともお疲れ様でした。


義父邸にて。小学校高学年から自学自習するようになりました。全ては二人目の恩師、少人数塾代表A先生のお陰です。


中学生のうちは鉄緑会に毎週迎えに行ってました。いつもの駐車場が雨で水浸しになった、いつの日かの土曜日です。


高校3年間勉強した椅子です。この時はまだ新品ですが今はボロボロです。高1で出会った3番目の恩師R先生、科学大合格はあなたのお陰です。


中高6年間で何度も通った東京ドーム。これからは徒歩圏内?


最も利用したホテルのコインランドリーです。何度故障と戦ったことでしょう。あと外国の観光客さんともね。


雪が降った日もありました。スベッったなぁ。


クリスマスシーズンもここで過ごしました。


親子3人の靴です。自分のお気に入りです。


そして初出陣。



最終日に地獄を迎える共通テスト会場。


順天堂出陣前日の夕日。共通テストの失敗、直前に起きたまさかの展開で本当に緊張してました。


モノレールに乗って出掛けた慈恵。最も出来た試験でした。この日は気持ちよかった。


とある二次で息子を待つ風景。自分と妻の思い出の場所でもあります。感慨深かった...。


一緒に持って行ったぬいぐるみ。奥様はお気に入りでしたが、赤ちゃんの笑い声を出すので息子は少し苦手でした。もちろんゲンカツギなので問答無用です。


ここもよく利用しました。ここで順天堂①の合格発表を見たり、ここから慈恵①②に出発しました。新高輪は縁起の良い場所です。


そして第一志望最後の見送り。出来ることは全部やったと言い切れる試験でした。


終わったらとにかく美味い飯。


がっつりがっつり。


ずっと走り続けてくれた相棒。暑い日も寒い日も雨の日も雪の日も。ありがとう、無事之名馬です。※スタッドレス必須。


必要なくなったプリントや赤本。今までありがとう。



本当にこれが最後の記事になると思います。


少しでもお役に立てるよう、中学受験と大学受験の記事をそのままにしておきます。参考にしていただければ幸いです。


時代は変わって行きます。しかし戦いは終わらないでしょう。


2027年以降の受験生諸君、そしてご家族の皆様、心の底から応援しています。


今度こそ、それではまた会う日まで!!




奥様が好きな作品達です。

前泊ホテル、移動手段、具体的な現場でのやり取りにも触れておりますのでご参考ください。


鉄緑会についてあさくふれてます。

※ご覚悟のある方や天才児の御両親は是非。

最後の第4弾です。

今回受験した学校についてはけっこう調べましたし、実際に経験も積んだので、少しでも情報提供出来ればと思います。


具体的な名前は避けますが、色々とダークサイドで有名だった学校でも、比較的、変な力は働かなくなったように思います。

少なくとも本当の上位層は合格させているようです。ただし新宿のTIだけは別格ですのでご注意を。

では参ります。
 
【慶応義塾大学医学部】
・押しも押されぬ私立医学部不動の最難関です。日本中の理Ⅲを目指す天才達、そして何故か理Ⅰを目指す医師志望でない天才達も集まってきます。本当に「しっしっ。あっち行け」と思ってしまいます。

・このように慶医が理Ⅲと並ぶ受験界のトロフィーに祭り上げられ、理Ⅰ志望までもが受験する流れが出来上がってしまったのには、鉄緑会にも責任がありそうですな。

・一次で他大学が500名取るのに対して慶医は250-260名しかとりません。一次を通過した時点で全国250傑に入ったことを意味するんで誇りに思って欲しいですよね。

・二次は140人程度に絞られて補欠は100人ぐらいです。実際に補欠から合格するのは30人程度です。

・数学は理不尽なほど難易度が高く、今回受験した学校の中でも最強です。しかも慶應は理Ⅲのあとを追う傾向があるので数学は更なる難化が予想されます。

・またトピックは統計です。去年今年と出題されているので今後も続くかもしれません。これは鉄緑会の対策にもなかったので予想外でした。

・しかし数学の天才達は何の問題もなく高い点数をぶんどってくるのが現状です。秀才達はその理不尽さをどうにか耐え凌ぎ、英語と理科で勝負するしかないでしょう。

・特に理科は、もちろん最難関なのでレベルは高いんですが、今回の受験した大学の中では取りやすいかもしれません。

・二次の試験会場には鉄緑会の有名人や猛者しかおらず、まさに頂上決戦と感じたそうです。

・東京科学大の数学は努力でどうにかなる部分もありますが、慶應の数学は地頭最強及び天才しか解けない部分があるんです。現役率が高いのもおそらくそういう理由でしょう。

・しつこいですが受験は相対評価です。「秀才型に慶應は不利」と負け惜しみを含めて言わせていただきます。

・大学としては学閥と仲間意識が強い側面もありますが、ブランド力は最強です。行けるなら一度は行ってみたい大学です。
 
【東京慈恵会医科大学】
・不平等が少ない学校だと思います。主観的要素を可能な限り排除し、客観的な評価に徹している印象です。

・この姿勢は本当に尊敬できます。私立医学部には闇が多いんですが、そこを徹底的に排除したいという意思が感じられるので、素晴らしい学校だと思います。

・知識を問うのではなく常に考えさせる問題が多いです。物理化学は易化したように思います。浪人も少し多い印象があります。

【順天堂大学医学部】
・随所に一流の貫禄がありました。メッセージがしっかりしてるのは述べた通りです。数学は処理能力しか見てない、英語の配点が高いのはそういうことです。

・一次は500人程度。二次では170程度に絞られます。

・面接は非常にやさしいです。アピールしまくった方がいいですが「一次試験が大事」と2回言われたようです。

・数学が不得意な人が目指せる場所です。英語が得意な女性の皆さん、是非狙いましょう。現役が多いのも特徴です。
 
【帝京大学医学部】
・先の戦いのために、本番の緊張感を経験しておくために受験しました。3日間のうち2日間を受験しています。

・一次通過と通知されるのは2-3日間のうち1日のみとなります。他の受験日は不合格通知になりますがそういう仕様なので不安になる必要はありません。

・一次二次共に試験官の皆さんからは随所に謙虚な姿勢が見られました。面接も非常に優しかったようです。

・ただ浪人の受験生には余裕がない人も多いようです。睨まれてもスルーしましょう。

・問題は難しくありませんが化学だけは独特なので対策出来ない場合は避けた方が無難です。

・数学は息子が2日とも満点だったようなので難しくはないようです。

・特待で合格すると書類提出や入学金振り込み締切などが1週間程度延長されるので、そこは気持ち的に助かりました。
 
【聖マリアンナ医科大学】
・一次で500程度取るのは他校と同じです。しかし数年前から一般選抜(前期)における正規合格者数が75となっています。これは募集人数と一致し、以前の聖マリ及び現在の他校と比較すると100程度減少しています。

・これが意味する事は簡単です。正規合格75人はほぼ入学せず、実際に入学するのはほぼ補欠ということです。繰り上げ合格が70-80なので、それを裏付けているように思います。この方法にした理由は不明です。

・数学は息子がやはり満点でしたので難しくはないようです。

・問題配布などでは丁寧さと謙虚さがやや欠ける方もいらっしゃったようです。面接は圧迫で昭和が抜けきれていない印象でした。

・浪人も女性も合格しやすい傾向にはあるようです。
 
【東京科学大医学部】
・慶應の紹介で書きましたが、秀才型にとっては明らかに慶応学部より合格しやすいと思います。

・単純に人数の問題でもあります。東大理Ⅲを受ける人数は毎年300人程度で、これが一気に抜けるのは大きい。一方の慶医は理Ⅲを受ける天才達、そして科学大を受ける秀才達が共に受験する訳ですから。

・手堅く理Ⅲを避けて科学大に降りてくる戦略家と、博打で理Ⅲを狙う挑戦者の数は同等と見ます。

・ただ正規合格は80人と少なく補欠もない。私立医学部は正規合格を170程度としていて、慶應ですら140程度で補欠は100です。この点が実際に合格を得るまで本当に不安でした。

・問題について、あくまでも慶應と比べればですが、どうにか努力で受かる要素を残している学校と言えます。秀才型は是非目指して欲しいんです。

・過去問対策も慶医よりは有効だと思います。もちろん最難関の1つですから、磐石な基礎力が必要なのは言うまでもありません。

・この学校の英語は国語です。長文は非常に難解なものが多い。英語的に解けても国語的に解けないので、なかなか点数に結びつかないかもしれません。逆に英語と国語が得意な人には相性抜群です。

・数学に関しては、これも独特かつ難問で対策が必要ですが、慶應よりは戦えるレベルです。何故なら出題範囲が明らかに限られているからです。その範囲のスペシャリストになれば良いのです。

・難しいのは化学ですね。時間も足りないし、これまた独特な問題が多い。

・物理は数学的考察力と計算力が必須です。微積物理を経験してすると生きるかもしれません。かと言って東進のサングラス授業は時間をあまりにも要するので万人にはおすすめ出来ません。

・大学としては、国内では数少ない「卓越大学」に指定されていることもあり、研究は非常にレベルが高いです。慶應と比べれば学閥がないのも魅力的です。

【過去問について】
・過去問は徹底的にやらざるを得ません。同じ問題が出るということではなく、どこの問題に時間をかけるのか、どこの問題に時間をかけないのか、どう取捨選択するか戦略をたてるために必要なんです。

・傾向が変わっても動じない柔軟性を保ちつつ、例年通りにきたら効率よく戦える準備が大事なんです。

・基本的な学力を高めることと、それぞれの大学でやり方を調整することは別物です。それくらい学校によって癖はあります。自分の得意分野やスタイルに合っているか、相性を確認しておくことも大事です。

・国立は私立が終わってからある程度時間がありますが、慶応、慈恵、順天堂は全く余裕がありませんでした。共通テスト前にやっといたほうが良いでしょう。


【最後に逆張りさせて下さい】
・実は今回触れてない学校があります。10月下旬に一次試験がある埼玉の学校です。ちょっと我が家にとってはトラウマでして、正直ふれるのを避けました。

・数学で記載ミスをやらかして一次は通過しましたが、現時点で補欠も得られていません。原因は明確であって冷静に結果を受けとめなくてはならないんですが、それでもその結果を乗り越えるのはちょびっと大変でした。

・外から見ていれば我が家の結果は十分成功であり、もしかしたら輝かしく見えるかもしれません。しかし、いくつか前の記事でも書いた通り、苦しんで苦しんで、足掻いて足掻いて足掻いた結果が今なのです。

・先程の失敗があったからこそ「一次でも二次でも全力を尽くす」「面接ではやる気を見せる」という流れが出来上がったことも事実です。間違いなくその後の合格を得るエネルギー源になりました。無駄なことなんて1つもないのです。

・それでも勝ち負けがある戦いは本当に辛い。中には潰れてしまう人間だっているでしょう。我が家はたまたまうまくいったから良いものの、医学部を含めて受験することが最も正しい選択などとは到底言えません。

・綺麗事や建前に聞こえると思います。「成功したから言えるんだ」「上から目線で言うんじゃねー」とおっしゃられたら本当にその通りです。誰だって成功したいものです。

・それでも敢えて言わせていただきたいのです。学歴が全てではありません。世間的に良いと言われる職業に就くことが全てではありません。

・本当に大事なのは、全ての価値観を等しく捉えて、幸せとは何かを考え続けることだと思います。この世が戦いである事は誰もが認めるところです。それでも、だからこそ、みんなとゲラゲラ笑ってる過ごせる環境が唯一絶対的に正しく目指せる場所だと思います。

・最後にいつも通り言わせていただきたいんです。「すべての受験生が幸せでありますように」と。


以上です。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

それでは皆さん、またお会いする日まで。

前泊ホテル、移動手段、具体的な現場でのやり取りにも触れておりますのでご参考ください。

※ご覚悟のある方や天才児の御両親は是非。
それでは第3弾です。
今回は教科毎の捉え方と親がやるべきことを書かせていただきます。

定宿。入り口にて。


それぞれ科目の出題傾向から、その学校の学生に求めていることがわかります。

例えば順天堂の数学は処理能力が全てで、英語の配点が非常に高い。

難しい数学の問題を解く能力は求めておらず、激務をこなせて英語が使える人間が欲しいってことですよね。

尚、下記は鉄緑会ベースで書いてますが、定期テストを含めて学校授業との両立は必須です。特に中学生では大事です。伸びが違います。高校3年生以降は取捨選択でしょう。

では参ります。

【数学】
・鉄緑会確認シリーズ(高2→高3)の徹底に他なりません。高2後期数Ⅲ例題の復習も重要です(最低2周)。「基礎を盤石に」です。

・数学はRPGで言えば攻撃力です。野球で言えば打線。故に不安定で水物。相変わらず天才には勝てませんが踏みとどまる力は不可欠です。

・どれだけ鉄緑会で鍛えても解けない問題はありますが、逆に解ける問題を落とさなければ大負けすることはありません。たまにクリティカルヒットもありますしね。

・ただ数学にはあらゆる面での技術が必要です。一度模試で結果が出ても調子に乗ってはいけません。相性のいい投手に当たったに過ぎないからです。

・本番ではあらゆるタイプの投手を打ち崩すための引き出しが必要なんです。危機管理としての検算、問題の取捨選択も必要になります。

・つまり、結局のところ毎日常に磨き続けるしかないってことです。数学が出来なければ勝てないので時間をかけざるを得ないんですよね。

・ちなみにここでの「出来る」の定義は「標準的問題を落とさず、更に難問に挑戦して点を安定して拾える」ことを指します。落とせない問題を落とさないのは基本中の基本であり、これを「出来る」とは表現しません。

【英語】
・鉄緑会確認シリーズ徹底と、通学中のシャドーイングと鉄壁と速読英単語に他なりません。「毎日やらずして英語は伸びない」です。

・英語はRPGで言えば防御力、野球で言えば投手力です。故に安定につながります。打てなかった(数学ができなかった)時の支えとなります。

・センスは不要です。日々の積み重ねが全てです。とにかく質より量。中一から毎日やる。隙間時間を利用する。これしかありません。

・秀才型の成功には英語が出来ることが必要不可欠です。絶対に伸ばしましょう。
 
【理科】
・鉄緑会のみでは不十分。「あらゆる伝手を頼るべし」です。浪人生に対する明らかなディスアドバンテージですからね。

・高3からで間に合うかと言うと間に合いません。しかし英数に時間がとられますし時間が割けないのも事実です。つまり禿げる覚悟で行けるところまで行くしかありません。

・いつかやるのかですって? 最適なのは高校3年生の夏休みです。ここしかありません。死ぬ気で理科、理科、理科です。

・化学は鉄緑会の某有名先生でいいですね。鉄緑会冊子のフォントを作ってるあの先生です。

・ちなみに受験直前に「ようやく全ての無機化学反応式が書けるようになった」とは息子談です。そんなもんです。

・物理の扱いは非常に難しい。うちは東進の苑田先生でしたが効果が出るのはゆっくりでした……。即ち数Ⅲで解く物理の体得はあまりおすすめしません。問題集を解きまくるしかないですねー。

・そもそも物理より生物選択の方がいい場合もあります。何故なら物理は簡単な問題でも複雑な計算を求められることがあり、どこかでミスが生じるリスクがあるのです。数学的計算力に自信がない場合は真剣に生物選択を考えましょう。


【親がやること】
・先に申し上げたいのは、妻の意見は正しかったということです。自学自習に専念させるため、全ての雑用は妻と自分が行いました。そしてメンタル面の教育を徹底しました。

・崖っぷち感と情熱と自信。この3つのバランス調整が非常に難しいんですが、これができなければ合格を手にすることは出来なかったと思います。

・我が家は都内在住ではないので睡眠時間と勉強時間の確保が必須であり課題でした。

・鉄緑会近くのホテルを最大限活用しました。親子3人で定宿に泊まり、フロントのホテルマンには名前と顔を覚えられていたくらいです。

・出願は志願書作成も含めて全て自分が行いました。普段から部活動や趣味や性格を把握し、子供が喋りそうなことを想像し、面接で矛盾や無理が生じないようにするのは親の仕事だと思います。

・試験日程は過密ですからスケジュール管理も子供にやらせるべきではありません。時間の無駄です。一次試験、二次試験、合格後の締め切りチェックやお金の払い込み等を含めて表を作成し、カレンダーに記入して共有しました。

・ちなみに自分はスケジュールに合わせて仕事も休ませて頂きました。

・二次対策も当然親の役割です。それぞれの学校の特徴、アドミッションポリシー、カリキュラムをまとめて、学校毎に面接の原稿を作成し、息子と共有した上で練習も行いました。

・特に慈恵。ここのMMIは特殊です。絶対にプロの力を借りるべきです。せっかく一次で点数とったのに二次で逆転されたらたまったもんじゃないでしょう?

・小論文は得意でしたので余計な指導は逆効果であったため、面接練習と合わせてY-SAPIXに丸投げしたのが現状です。


今回は以上です。次は学校別総論と過去問です。これで終わりの予定です。
それではまた。


中学受験(2020)総括記事はこちらです。

前泊ホテル、移動手段、具体的な現場でのやり取りにも触れておりますのでご参考ください。

※ご覚悟のある方や天才児の御両親は是非。