初っ端から言い訳ですが、今回の受験で実感したのは、やっぱり受験生の層が厚くなっていたということ。
我が家は、開成に合格出来るか出来ないかのボーダーライン上にいたと思っています。いわゆる指定席ではなく、団子の中で戦っていました。
具体的に言えば開成の合格判定は50-80%。2/1の試験が終わっての息子のコメントも「微妙だけど多分大丈夫だと思う」でした。
つまり、これまでの届いていたレベルでは、合格を勝ち取るには不十分だということです。
そういう意味で、これから戦う皆様の参考になると勝手に思い込み、成績の推移と合わせて、今感じることを御紹介させていただきます。
では成績の推移を以下に示します。
4年4月マンスリー
4科 65
算数 67
国語 57
理科 70
社会 60
4年5月マンスリー
4科 66
算数 65
国語 64
理科 67
社会 58
4年6月マンスリー
4科 65
算数 66
国語 55
理科 65
社会 63
4年7月組分
4科 67
算数 67
国語 61
理科 65
社会 62
4年夏季マンスリー
4科 66
算数 65
国語 65
理科 62
社会 60
4年11月マンスリー
4科 69
算数 67
国語 60
理科 67
社会 71
新5年3月組分
4科 69
算数 71
国語 64
理科 62
社会 63
5年5月マンスリー
4科 65
算数 65
国語 56
理科 61
社会 67
5年SO
4科 65
算数 63
国語 65
理科 60
社会 60
5年6月マンスリー
4科 69
算数 79
国語 52
理科 67
社会 62
5年7月組分
4科 68
算数 71
国語 58
理科 68
社会 62
5年夏季マンスリー
4科 69
算数 68
国語 68
理科 64
社会 64
5年実力診断SO
4科 65
算数 63
国語 65
理科 60
社会 60
5年第1回志望校診断SO
4科AB 65
4科A 68
4科B 58
5年11月マンスリー
4科 66
算数 64
国語 66
理科 65
社会 60
5年第2回志望校診断SO
4科AB 63
4科A 65
4科B 58
5年12月マンスリー
4科 69
算数 70
国語 61
理科 66
社会 67
新6年組分け
4科 70
算数 67
国語 58
理科 71
社会 73
新6年3月組分け
4科 69
算数 64
国語 64
理科 68
社会 70
6年第1回志望校判定SO
4科AB 64
4科A 68
4科B 57
6年5月マンスリー
4科 66
算数 72
国語 53
理科 64
社会 58
6年第2回志望校判定SO
4科AB 65
4科A 70
4科B 57
6年7月組分け
4科 67
算数 62
国語 63
理科 70
社会 65
6年合格力判定SO①
4科 68
算数 70
国語 60
理科 65
社会 65
6年10月マンスリー
4科 66
算数 69
国語 55
理科 63
社会 65
6年合格力判定SO②
4科 68
算数 67
国語 64
理科 64
社会 63
6年合格力判定SO③
4科 65
算数 67
国語 57
理科 60
社会 63
6年11月マンスリー
4科 67
算数 66
国語 57
理科 64
社会 68
6年合格力判定SO④
4科 64
算数 67
国語 54
理科 58
社会 64
以上です。
この経過を見て分かるのは、
①A問題は得意だがB問題が不得意。
②直前になって少し成績が落ちた。
③②も主な原因は国語。
といったところでしょうか。
国語については、冬季講習、正月特訓で伸びてきた印象はありましたが、最後まで安定はしませんでした。
SAPIXに加えて、週1回の少人数塾で算数と国語を鍛えてもらっていました。我が家にはこのスケジュールで限界でしたが、余裕のある御家庭であれば、早くから対策を追加してもいいかもしれません。
算数については、2020年に限って言えば、絶対に得意にすべきです。この教科が出来て、初めてスタートラインに立つ、そんな印象です。
SOのB問題が出来ないことについては、その年の問題の相性もあるので、あまり結果に寄与しないかと。ただし開成を確実に取るには、マンスリー、組分け、SOでSAPIX偏差値67以上を最後まで常に確保出来る力が必要だと感じました。
理社については皆さん色々と対策を練られるでしょうから触れませんが、当然、問題演習や知識強化は必須です。我が家も5年生ではSAPIXテキスト以外に資料集や問題集を利用しました。
最後に、聖光はSAPIXマンスリーにそっくりですね。これがとれるとかなり有利かと。学校別SOはあまり参考にならないと感じました。
以上です。
皆様に役立つ情報であれば有難いです。