先週末に完成したフライリールの詳細です
写真左に写っているハーディです (右側は現在作業中)
ノブシャフトのネジ山がグズグズになってしまい挿入不可能な状態です
スプール側のネジ山を修正してシャフトは新たに作り直しました
殆ど同じサイズですがノブの各部の寸法ピタピタにしてありますのでガタは一つもありません
少しカタカタ動く程度で十分なんですが
気分的にピタピタにしています
ノブも座布団ワッシャーもそのまま使えたので純正に見えます
同じ種類でサイズが違う2台です
小さい方は内部のグリスが変質していてラッチの動きが悪くなるみたいで
分解して各部の清掃後グリスアップして完了
大きい方は
何処かで分解したのかわかりませんが
軸受のカラーを固定するネジ山がバカになってました
特殊なサイズだったので新しくネジを制作して合わせてしまってもも良かったのですが
運良くまったく同じねじ切りの道具が手に入ったので元のネジを使えるように新しくネジ穴を作りました
見た目は修理の痕跡は見当たらないと思います
ちょっと組立にコツが必要みたいなのでメンテには注意が必要なリールですコレ┐( ̄ヘ ̄)┌
おなじみパーフェクト
かなり難易度が高い修理でした・・・・
スプールを取り付けると回らなくなる原因がなかなか掴めなくて苦労しました
なんせ「疑い」の状態では加工に入るのはNGです
一度削ってしまったら二度と元には戻せませんからね( ̄□ ̄;)
ソコはメインシャフトのサイズを調整することで解決
んで、センターのへそネジ制作して
フレームの損傷はスペシャルリールフットで補強する事で補うことにしました
以前、一度挑戦したことがあって
その時に修理したパーフェクトはまだ現役で活躍してるって聴いてるので
同じような手法で制作してあります
後は使い方ですかね・・・・・
何とか通常使用に耐えられるようにはしてあるつもりです
ざっとこんな感じですかね
現在は他のリールの作業に取り掛かっております
お時間を頂くことが多くご迷惑をおかけしますが
今後もよろしくお願いしますm(_ _ )m
それでは