必殺仕掛人
春雪仕掛針-1974-
J:COMで観ました
1974/2/16 公開
ストーリー
池波正太郎原作、映画「必殺仕掛人」シリーズ第3弾。緒形拳演じる藤枝梅安ら“仕掛人”が悪を仕留めるサスペンス時代劇。
漆問屋、小津屋に盗賊が押し入り、一家が惨殺された。音羽屋半衛門から盗賊一味の仕掛を依頼された梅安は、一味の動向を探る。一味の首領の顔を見て梅安は驚愕する。その首領はかつて梅安が愛した女(岩下志麻)だった・・・
さて、ここからは
ネタバレです
この映画に興味のある方は、以下は読まないで下さいませ
岩下志麻が、畜生働きする盗人集団の頭・お千代を演じた作品、良い女なのに人殺しも厭わない冷酷な女が本当の姿なのか、それとも、藤枝梅安(緒形拳)に捨てられた恨みを秘めた哀しい女だったのか?難しい役どころでしたね
梅安、一度はお千代に嵌められ、仕掛を失敗するも、仲間に窮地を救われ、最後は死にたくないと懇願するお千代を、ブスっと仕掛けたのでした!
仕掛けのあと、元締めから仕掛人を止めたくなったのかと問われた梅安は、「当分殺しの針は仕舞っておきましょう、私にはもう一本の針がありますんでね、ははは」と答える
これに対して、浪人の小杉十五郎(林与一)が、「生きていく以上、所詮、人の恨みを避けて通ることは出来ん、私はやっとそんなことが分かってきた、辛いことだがな」と、達観したかのように諭すラストシーンが良かったですね
満足度★★★★☆
※上記写真類はネットのあちこちから拾ってきたものです
またレビュー内容は、爺ぃの個人的な感想です