死刑にいたる病
J:COMで観ました 

ストーリー




さて、ここからは
ネタバレです
この映画に興味のある方は、以下は読まないで下さいませ


感想も書きたくない映画!

映画冒頭から史上最悪の殺人鬼の、理不尽な拷問と殺人の描写は、物語としては欠かせないにしても、思わず目を逸らしてしまいました
ラスト近くでもそう!
この殺人鬼が最初に小川で花びらを蒔き散らしたようなシーンが、実は花びらではなく拷問で剥ぎ取った爪だった、という事実には、感覚として吐きそうになりました、それくらいエグい!

では見所はないのか?というとそうでもなく、殺人鬼からの依頼で唯一の冤罪かもしれない一つの事件を調べ初めた青年の件
(普通に考えるとそんな依頼は受けないけど、そこがこの殺人鬼の怖さ)
実はこの青年は殺人鬼の息子で、最後は青年が二代目の殺人鬼になるのか?
(さあ、どうなる?)

更に映画のラストでは、まさかの展開もありますが、この謎ラストは是非、ご覧になってから!
かなりキツイ映画なので覚悟が必要ですけどね

この、ある意味不謹慎極まりない映画が、映画として成立しているのは、主役の殺人鬼を演じた阿部サダヲ、彼の演技の賜物でしょうか?
淡々と人を殺す表情や、人の良さを前面に出して懐柔していく姿とか、噓か真か、どちらにもとれる話し方とか・・・こんな奴に魅入られたら逃げ道は無さそう、そう思ってしまいました

爺ぃが評価できるような映画ではありません、難しい映画でした!


満足度−−−−−




以上