居眠り磐音(いわね)
J:COMで観ました
原作も読んでないし、山本耕史さん主演のTVシリーズも観たことはありませんが、タイトルに惹かれて観てしまいました
さて、ここからは
ネタバレ・・・です
この映画に興味のある方は、以下は読まないで下さいませ
磐音と許婚の奈緒を襲った不幸な出来事が、何とも哀しすぎる
けど、次の映像では、鰻屋で鰻を捌く磐音が居て、その穏やかな表情は何を意味してる?って訝しくなりました
そして、磐音が住む長屋の大家の娘おこんが良い人で、磐音の過去を知り、奈緒を心配し、何にかと世話を焼く姿に、ああもう
おこんと結ばれて良くない?とか思ってしまった爺ぃでした!笑
物語は、田沼意次が企てた貨幣改革に絡むゴタゴタに巻き込まれた磐音が、頭脳と剣技を駆使して悪を討つ・・・という、時代劇の王道ど真ん中ストーリー!
本来、それでスッキリする筈ですが、今ひとつ盛り上がらなかったのは、タイトルにもある、「居眠り」のことで、居眠り剣法と言う割には、余り特徴が出てなかったのが、消化不良でした
眠狂四郎の円月殺法みたいな必殺技を期待した爺ぃが、大人げないのかもですが?笑
哀しいけど、逞しく生きていたのは、奈緒でした、色々あっても最後は、吉原の花魁にまで上り詰めていました
花魁道中のさなか、奈緒の覚悟が見えましたね
そしてラストシーンの、磐音とおこんの姿には、もう結ばれる運命しか見えませんでしたよ