ガメラ2 レギオン襲来
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1996年7月 公開
ストーリー
さて、ここからは
ネタバレ・・・
この映画に興味のある方は、以下は読まないで下さいませ
平成ガメラ3部作の2作目で、史上最高のガメラ映画と評価される名作です
何が素晴らしいのか？
それは敵怪獣レギオンの禍々しい造形と演出の妙！
札幌地下鉄で人々を襲うシーンは、ホラー映画さながらの恐怖心を覚えます
レギオンにはこの小さく数多い集団と、草体と呼ばれたバカでかい花があり、その関係性もよく練られてます
また自衛隊の活躍がとてもリアルで、格好良かったですよ
特に、ガメラを認めて、援護に回る時の自衛隊には、キュンとしました！笑
一方のガメラは人類の味方・・・ではなく、地球の生態系の守護神としての位置付けでした
もし人類が地球の生態系を乱せば、ガメラは人類の敵にもなる、という考え方が素晴らしい！
次々に繰り出されるレギオンの攻撃に苦戦を強いられたガメラでしたが、最後の奥の手が凄かった
今までの口から吐く火球ではなく、地球の鋭気を吸収（ドラゴンボールの元気玉に似てるかも？）し、腹から一気に放出する特大の火球で、レギオンを殲滅しました
この映画の良さの一つは、やはり特撮映画である事ですね
キグルミでの撮影にCGを駆使した映画は、先に見たハリウッド版ゴジラのようなスピード感や、ド派手なバトルはありませんが、キグルミならではの味のある戦闘が見どころ！
公開当時、興業的には成功とは言えなかったらしいけど、何故だったのかな？
爺ぃとしては、新しいガメラも観てみたいけど、新作は難しいみたいですね
以上
満足度★★★★★
