「懐かしのS盤アワー特集」6月第4週 | ♪カントリー大好き集まれ! tedのblog

「懐かしのS盤アワー特集」6月第4週

『懐かしのS盤アワー特集』 2021年5月26日放送

 

マイクDJ大塚哲夫

ゲスト 伊藤浩子

 

ギター内容

内容 第2次世界大戦に日本は敗戦し、東京をはじめ名古屋、大阪、広島、福岡などの大都会は集中爆撃を受け、焼け野原が残る有様だったが、昭和20年8月15日に終戦を迎え、奇跡的な復興を見せ、昭和27年4月2日に開局した東京のラジオ局、文化放送に、当時なかなか手に入らないRCAビクターのシングル盤をS盤と呼んでいたが、聴取者の要望でS盤アワー』の洋楽専門のラジオ番組が登場し、帆足まりこさんの司会で大変なラジオの人気番組になり、これがきっかけで「ラジオ時代」をむかえたのである。

忘れもしないペレス・プラード楽団の演奏するテーマ・ソング「エル・マンボ」が流れてくると、思わずラジオの前で正座して紙とエンピツをもち、曲名を書いては、翌日、学校で皆と曲名を確認しあう有様だったのである。洋楽は敗戦国の若者に、夢と希望をあたえてくれたのである。

昭和30年代の日本の社会では、銭湯が17円、コーヒーが一杯60円、カラーテレビ17インチが42万円、三種の神器が「マイカー、ピアノ、ルームクーラー」でした。当時街中で流れていた歌謡曲は西田佐知子さんの歌う「アカシアの雨が止む時」で、全学連の学生の愛唱歌になっていました。当時の日本人にとつて、新聞の漫画などでアメリカの家庭が描かれていて、電気洗濯機、ルームクーラー、マイカー、電気掃除機などが

あこがれの生活用品でした。

街中には米軍の若い兵隊さんがジープできて、チョコレートやチユーインガムをまいたりしていました。

大都市には米軍の基地があり、日本人のカントリー・バンドが招かれて演奏すると、帰りにはギャラと白いパンやハムを持ち帰りました。

終戦後の当時の日本では、食糧難の時で、食べ物に飢えていて、白いパンやハム、ソーセージなどは手に入らない時代でした。

それだけに音楽に夢と憧れを託し、洋楽ブームになったのだと思います。

それでは、当時を思い出しながら「S盤アワー」をお聞きください。

 

ルンルン曲名

① エル・マンボ (ペレス・プラード楽団)

② マンボ・No5   (   〃 )

③ Cattle  Call   (Eddy  Arnold )

④ 証城寺    (アーサー・キツド)

⑤ 青いカナリヤ (ダイナ・ショア)

⑥ 帰らざる河  (マリリン・モンロー)

⑦ 青い月影  (ロストレス・デアマンテス)

⑧ ハート・ブレーク・ホテル (エルヴィス・プレスリー)

⑨ ダイアナ  (ポール・アンカ )

⑩ 恋の片道キツプ (ニール・セダカ)

⑪ バナナ・ボ-ト (ハリー・ベラフォンテ)

⑫ 谷間に3っの鐘が鳴る (ザ・ブラウンズ)

⑬ この世の果てまで  (スキーター・デイヴィス)

 

 

 

 

 

 

 

2021年5月26日放送 ブログ

 

タイトル「懐かしのS盤アワー特集」

 

DJ大塚哲夫

ゲスト 伊藤浩子

内容 第2次世界大戦に日本は敗戦し、東京をはじめ名古屋、大阪、広島、福岡などの大都会は集中爆撃を受け、焼け野原が残る有様だったが、昭和20年8月15日に終戦を迎え、奇跡的な復興を見せ、昭和27年4月2日に開局した東京のラジオ局、文化放送に、当時なかなか手に入らないRCAビクターのシングル盤をS盤と呼んでいたが、聴取者の要望で『S盤アワー』の洋楽専門のラジオ番組が登場し、帆足まりこさんの司会で大変なラジオの人気番組になり、これがきっかけで「ラジオ時代」をむかえたのである。

忘れもしないペレス・プラード楽団の演奏するテーマ・ソング「エル・マンボ」が流れてくると、思わずラジオの前で正座して紙とエンピツをもち、曲名をかいては、翌日、学校で皆と曲名を確認しあう有様だったのである。洋楽は敗戦国の若者に、夢と希望をあたえてくれたのである。

昭和30年代の日本の社会では、銭湯が17円、コーヒーが一杯60円、カラーテレビ17インチが42万円、三種の神器が「マイカー、ピアノ。ルームクーラー」でした。当時街中で流れていた歌謡曲は西田佐知子さんの歌う「アカシアの雨が止む時」で、全学連の学生の愛唱歌になつていました。当時の日本人にとつて、新聞の漫画などでアメリカの家庭が描かれていて、電気洗濯機、ルームクーラー、マイカー、電気掃除機などが

あこがれの生活用品でした。

街中には米軍の若い兵隊さんがジープできて、チョコレートやチユーインガムをまいたりしていました。

大都市には米軍の基地があり、日本人のカントリー・バンドが招かれて演奏すると、帰りにはギャラと白いパンやハムを持ち帰りました。

終戦後の当時の日本では、食糧難の時で、食べ物に飢えていて、白いパンやハム、ソーセージなどは手に入らない時代でした。

それだけに音楽に夢と憧れを託し、洋楽ブームになったのだと思います。

それでは、当時を思い出しながら「S盤アワー」をお聞きください。

曲名

①エル・マンボ (ペレス・プラード楽団)

②マンボ・No5   (   〃 )

Cattle  Call   (Eddy  Arnold )

④証城寺    (アーサー・キツド)

⑤青いカナリヤ (ダイナ・ショア)

⑥帰らざる河  (マリリン・モンロー)

⑦青い月影  (ロストレス・デアマンテス)

⑧ハート・ブレーク・ホテル (エルヴィス・プレスリー)

⑨ダイアナ  (ポール・アンカ )

⑩恋の片道キツプ (ニール・セダカ)

⑪バナナ・ボ-ト (ハリー・ベラフォンテ)

⑫谷間に3っの鐘が鳴る (ザ・ブラウンズ)

⑬この世の果てまで  (スキーター・デイヴィス)