「ハンク・ウィリアムス物語」4月第1週
『ハンク・ウィリアムス物語』 2021年4月7日放送
DJ 大塚哲夫
内容
1949年6月11日、有名なカントリーの大きなカントリー・ショウ「テネシー州ナツシュビルの「グランド・オール・オープリィ」に、背丈の長いやせた青年が、4千人の拍手の中で「Lovesick Blues」を歌うと、アンコールを求める観客の拍手が鳴りやまず、司会のフレツド・ホリーが何と6回もアンコールに答えさせられたという事態が起こり、この記録は今尚、破られていないそうです。勿論、歌手の名前はハンク・ウイリアムスです。この偉大なる歌手の誕生の時からわずか29歳の若さでこの世を去るという劇的な人生を今回はご紹介いたします。
3百曲近い曲をレコーデイングし、100万枚以上のヒツト曲のうち、だれでもが認める代表的な曲が「Lovesick Blues」、「Jambalaya」 そして「Cold Cold Heart」です。そのほかに「バケツに穴が開いたら」「Move It On Over」 「Lonesome Whistl」など日本人が愛する曲が数多くレコーデイングされています。
何故、ハンク・ウイリアムスの曲が人気あるのか? それは時代を超えて人間の持つ本質を分かりやすい言葉で表現しているからです。そしてわずか29歳の若さでこの世を去るというドラマチツクの生きざまが人々の心を魅了させるのです。「不滅のハンク・ウイリアムス」という10枚組のアルバムをすべて聞くと、おそらくあなたもHank Williamsに更に魅了されることは間違いないと確信しています。
選曲
① I'Can't Get You Off In My Mind (Hank Williams)
② Lovesick Blues (Hank Williams)
③ On The Banks Of The Old Pontchartrain (Hank Williams)
④ A Mansion On The Hill (Hank Williams)
⑤ My Buckets Got A Hole In It (Hank Williams)
⑥ I'm Satisfied With You (Hank Williams)
⑦ Your Cheatin Heart (Hank Williams)
⑧ Hey Good Lookin (Johnny Cash)
⑨ Cold Cold Heart (Johnny Cash)
⑩ Alabama Waltz (Bill Monroe)
⑪ House Of Gold (Bill Monroe)
⑫ HowIin At The Moon (George Jones)
⑬ I Can't Help It
⑭ Nobody's Lonesome For Me (George Jones)
後枠
「ハンク・ウィリアムス物語」、今回はその一部をご紹介いたします。