柚子胡椒は、最近でこそ全国的に知られるように
なってきましたが、10年ぐらい前までは
九州ローカルの食べものでした。
その柚子胡椒の作り方をテレビで見かけたのが
今年の春。是非、自分で育てた唐辛子で
作ってみたいと思い、春から唐辛子を育てたもの
乾燥させて保存し、黄色い柚子が出回るのをまって、
ようやく作ることができました!!
分量は以下の通りでした。
柚子の皮(黄色い部分のみ):108g(4個分)
唐辛子(しっかりと種をとったもの):10g(40本)
柚子の果汁:70cc(2個分)
塩:20g
塩を全体の10%程度入れると
冷蔵庫で半年ぐらい保存できると
聞いたので各材料を刻んだあと、
分量をしっかり測ったのが上の値です。
上の材料を全てすり鉢にいれ、しっかりとすります。
ところが乾燥させた唐辛子を使用したため、
すってもすっても固くて潰れてくれません。
しばらく続けていると、少しづつ唐辛子が
ふやけてきてやっと潰れだしました。
もしかして唐辛子を果汁で十分ふやかして
からすり始めれば楽だったのかも!?
と思いましたが後のまつり。
ちょっと手が疲れましたが、
何とか柚子胡椒らしくなるまですり潰す
ことができました。
さて、肝心の味ですが、
唐辛子の種をしっかり取ったのと、
柚子の果汁を多めに入れたのが良かったのか、
すっきりとして、とても香りの良い
柚子胡椒ができました。
柚子胡椒は緑色のもの
(緑の柚子と、青唐辛子で作ったもの)が
多いのですが、赤い柚子胡椒の方が香りが
良いので、それを狙って作ってみましたが、
市販のものでもあまりないぐらい香りのよい
柚子胡椒ができ、とても満足です。
フードプロセッサーなどを使えばもっと
簡単にできる思いますので、柚子胡椒が
好きな方は是非チャレンジしてみてください。